- 2008-08-19 (火) 0:06
- MLB Players
#24 ミゲル・キャブレラ(Miguel CABRERA) | 1B

- 1999年7月・マーリンズと契約
- 1983年4月13日生 右投右打 187センチ 84キロ
- ベネズエラ州出身
過去3年間の成績
YEAR Team G AB R H 2B 3B HR RBI SO BB SB OBP SLG AVG ------------------------------------------------------------------------------ 2005 Fla 158 613 106 198 43 2 33 116 125 64 1 .385 .561 .323 2006 Fla 158 576 112 195 50 2 26 114 108 86 9 .430 .568 .339 2007 Fla 157 588 91 188 38 2 34 119 127 79 2 .401 .565 .320 ------------------------------------------------------------------------------ Total 720 2694 449 842 183 10 138 523 592 322 17 .388 .542 .313
選手の紹介文
メジャーリーグを代表するスラッガーであるミゲル・キャブレラ。新人時代の2003年には、20歳の4番打者としてマーリンズを世界一に導き、その後も安定した数字を残し続けた。2008年からタイガースへ移籍し、8年間で1億5330万ドルという破格の契約を交わしたキャブレラ。懸念は体重増だけである。
ベネズエラで生まれ育ったキャブレラが、マーリンズのスカウトに見いだされたのはまだ15歳の頃だった。すでにパワー、スピードで非凡な才能を見せていたキャブレラと契約を結びたいが、(16歳以上でなければ契約できないという)年齢の問題があるためマーリンズサイドとしては待たざるを得なかった。そして、1999年7月に晴れて契約を交わす。まだ16歳のキャブレラに提示された契約金は190万ドルという破格の金額であった。
2000年、ルーキーリーグでプロとしての一歩を踏み出した。57試合に出場して打率.260、2HR、22打点という数字を残すに留まった。若い頃のキャブレラの憧れの選手は、当時のマーリンズのショートストップを守っていたアレックス・ゴンザレスであり、この当時のキャブレラのポジションもゴンザレスと同じショートストップであった。
2001年は1Aケインカントリーでフルシーズンを過ごした。腰の痛みに苦しめられたことはあったが、その中で110試合に出場し、打率.268、7HR、66打点打点という数字を残した。同じチームでキャブレラ同様に注目されていたのは、エイドリアン・ゴンザレスであり、2人はルームメイトという間柄で、共にチームを引っ張る活躍を見せている。さらにその年、シアトルで開催されたフューチャーズゲームに世界選抜の一員として選出されている。8番指名打者として先発し、2打数無安打に終わったが、史上最年少となる18歳でフューチャーズゲームに出場したこと自体がキャブレラの評価の高さを物語っている。
2002年はレベルの高い1Aジュピターで1年を過ごした。この年から本来のショートストップからサードとしての出場が多くなってきたのだが、これは前年に痛めた腰の影響があると言われている。124試合に出場し、打率.274、9HR、75打点を挙げたが、注目すべきは43本の2塁打数である。さらに2年連続でフューチャーズゲームの世界選抜に選出され、6番サードで先発し、2打数2安打を記録している。
2003年は開幕を2Aキャロリナで迎えると、開幕から好調をキープした。当時のマーリンズにはマイク・ローウェルという不動のサードがいるため、キャブレラは2Aでサードを守る他に、慣れない外野守備にも挑戦。メジャーから声がかかったのは6月半ばのこと。昇格以前の2Aで残した数字は69試合の出場で、打率.365、10HR、59打点という桁違いの数字であった。
6月20日の対デビルレイズ戦でキャブレラのメジャー生活が始まった。7番レフトとしてスタメンに名を連ねたキャブレラ。最初の4打席は凡退するが、試合は1対1のまま延長戦に突入すると、11回裏に巡ってきた第5打席でサヨナラHRを放つ鮮烈なデビューを飾った。メジャ初ヒットがサヨナラHRとなったわけだが、これはジョシュ・バード、ビリー・パーカーに次ぐメジャー史上3人目の快挙である。
そのままメジャー定着を果たしたキャブレラは、ローウェルの怪我の関係もあり、サードを守ってチームに貢献。その中で87試合に出場し、打率.268、12HR、62打点をマークした。さらにチームも後半から勝ち進み、ワイルドカードとしてポストシーズンへ出場。結果として10月半ばに結婚式を予定していたキャブレラは、自らのバットでその式の延期を決めてしまったのである。ヤンキースとのワールドシリーズでは1勝2敗で迎えた第4戦、初回に先制2ランHRを放ったキャブレラ。これで2勝2敗のタイに持ち込んだマーリンズは若いジョシュ・ベケットの力投もあり、世界一の栄冠を手にした。
2004年、メジャーリーグでフルシーズンを過ごした。160試合に出場し、打率.294、33HR、112打点という一流の数字を残し、初のオールスター出場も果たしている。また、22歳の若さでのシーズン100打点達成は、メル・オット(1929年)、アル・ケーライン(1955年)、テッド・ウイリアムス(1939年)、アレックス・ロドリゲス(1996年)に次ぐ史上5番目の若さでの達成となる。なお、22歳以下での30HR、100打点、100得点を記録したのは、A・ロドリゲス、アルバート・プホルスを含むメジャー史上8人目の記録達成である。
2005年は158試合の出場で、打率.323、33HR、116打点をマーク。198本の安打数と43本の2塁打数を記録している。2年連続で30HR、100打点を記録したのは、マーリンズ史上初の快挙となり、シルバースラッガー賞を受賞している。翌2006年はローウェル移籍によりサードに回り、158試合に出場し、打率.339、26HR、114打点を記録。打率はリーグ2位で惜しくも首位打者は逃してしまったが、2年連続でシルバースラッガー賞を受賞している(前年は外野手、この年はサードでと異なるポジションでの連続受賞である)。
2007年、年俸調停に勝利し、史上3番目の高額となる740万ドルを獲得。アルフォンゾ・ソリアーノの1000万ドル(2006年)、アンドリュー・ジョーンズの820万ドル(2001年)に次ぐものである。シーズンに入っても157試合に出場し、打率.320、34HR、119打点という安定した数字を残した。通算打点数は500点を越えたが、24歳139日での大台到達であり、これはオット(23歳74日)、T・ウイリアムス(24歳4日)に次ぐ史上3番目の最年少記録でもある。
2008年開幕前にタイガースへの移籍が決まった。キャブレラとエースのドントレル・ウイリスと若手6選手(アンドリュー・ミラー、キャメロン・メイビンなど)が交換となる大型トレードとなった。移籍後に8年間1億5330万ドルという大型契約に合意。シーズン早々にサードからファーストへのコンバートが決まり、タイガースの主軸としてキャブレラのメジャー生活第2章が始まろうとしている。
<written by Kenji@webmaster>
各年度別成績一覧
YEAR Team G AB R H 2B 3B HR RBI SO BB SB OBP SLG AVG ------------------------------------------------------------------------------ 2003 Fla 87 314 39 84 21 3 12 62 84 25 0 .325 .468 .268 2004 Fla 160 603 101 177 31 1 33 112 148 68 5 .366 .512 .294 2005 Fla 158 613 106 198 43 2 33 116 125 64 1 .385 .561 .323 2006 Fla 158 576 112 195 50 2 26 114 108 86 9 .430 .568 .339 2007 Fla 157 588 91 188 38 2 34 119 127 79 2 .401 .565 .320 ------------------------------------------------------------------------------ Total 720 2694 449 842 183 10 138 523 592 322 17 .388 .542 .313
受賞タイトル一覧
- シルバースラッガー賞2回(2005,06)
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