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Mike LIEBERTHAL(マイク・リーバーサル)

Major League Baseball

#24 マイク・リーバーサル(Mike LIEBERTHAL) | C

マイク・リーバーサル

  • 1990年6月ドラフト・フィリーズ1位(全米3番目)
  • 1972年1月18日生 右投右打 183センチ 86キロ
  • カリフォルニア州出身

選手の紹介文
キャリアの大半をフィリーズで過ごすこととなったリーバーサル。1990年代後半からフィリーズの正捕手として、一時代を築いたマイク・リーバーサル。ゴールドグラブ賞を獲得したことがあるなど、高い守備力を持っていた。1999年にはシーズン31HRを記録するなどパワーも兼ね備えていた。相次ぐ怪我に苦しみながらも、その都度這い上がり、貴重な働きを見せたのである。

カリフォルニア州に生まれたリーバーサルは、ドジャースタジアムの近くに住んでおり、メジャーリーグ(ジャイアンツとタイガース)のスカウトでもあった父デニスの元、自然に野球に触れていくこととなる。高校入学時にはショートストップとセカンドを守っていたが、周囲の勧めもあり、捕手へとコンバート。強打の捕手として全米選抜にも選ばれるほどの選手となった。

高校通算で記録したHR数(30本)、安打数(105本)、得点(79点)は在籍した高校の歴代トップの記録でもある。そして迎えた1990年ドラフト、フィリーズから全米3番目となる1位指名を受けてプロへの扉を開くこととなったのである。契約したその年からルーキーリーグに参加し、キャリアを積み重ねていくこととなる。

1991年、1Aスパンタンバーグで打率.305と非凡な打撃センスを見せる一方、捕手としても高い守備能力を見せたリーバーサル。翌1992年には2Aリーディングへと舞台を移し、ここでも打率.285をマーク。そのまま3Aスクラントンにまで昇格するが、シーズン終盤は怪我に泣くこととなった。1993年は3Aでフルシーズン過ごし、112試合の出場で打率.262、7HR、40打点という数字を残している。

1994年も開幕は3Aで迎えることとなったが、開幕間もない時期に手首を痛めるアクシデントに見舞われた。その後、復帰したリーバーサルにメジャー昇格の知らせが届いたのは6月末のことであった。奇しくもデビュー戦は、思い出深いドジャースタジアムでの対ドジャース戦であり、その初スタメンの試合で初ヒットも記録。22歳にして鮮烈なメジャーデビューとなったが、その後は3Aへも降格。この年はわずか24試合の出場に留まっている。

ストライキ明けの1995年、開幕はメジャーで迎えたものの、大半は3Aで過ごすことになった。翌1996年は開幕からメジャーに定着。立場的にはベニト・サンチアゴの控え捕手に留まる形になってしまう。さらに8月末には試合中の怪我で左膝を痛めてしまい、結果的には50試合に出場するのみに終わっている。

そして、1997年からはようやくフィリーズの正捕手に定着。この年は守備的な捕手というより力強い打撃が目立っており、7月に至っては月間打率.400、4HR、17打点の長打率.675と猛打を発揮している。結局、134試合の出場で打率.246、20HR、77打点という捕手としては十分な成績を残した。翌1998年はスプリングトレーニングから怪我に悩まされ、それはシーズンに入っても続いた。後半戦の大半は故障者リストで過ごしている。

迎えた1999年は一貫して好調をキープ。初めてのオールスター出場も果たし、リーグトップの守備率.997でゴールドグラブ賞も獲得する最高のシーズンとした。さらに145試合に出場し、打率.300、31HR、96打点とフィリーズの主軸打者としての責任も果たした。メジャー史上でも、捕手として打率3割と30HRを同一シーズンに記録した6人目の選手となったのである。オールスタゲームにも初出場を果たす、飛躍のシーズンとなった。

捕手でありながら、パンチのある打撃にも注目が集まった。2000年、リーバーサルにとって真価の問われる1年となったが、序盤は好調で2年連続のオールスター出場を果たした。しかし、後半戦に入ってからホームでのクロスプレーが元で怪我してしまった。結果的に2度の故障者リスト入りに苦しみ、成績を大きく落としてしまう。翌2001年シーズンに復活をかけることとなったが、5月半ばに右膝を痛めて、そのままシーズンを終えてしまう悔やまれる1年となったのである。

2002年、フィリーズの正捕手に戻ってきたリーバーサルは、序盤こそ打撃や守備に精彩を欠く点があったが、後半へ進むに連れて本来のプレーが戻ってきた。結果的に130試合の出場で打率.279、15HR、52打点という数字を残した。ただ、チームにとっては打撃面よりも、捕手リーバーサルのインサイドワークは、投手陣を始めとしてチーム内の信頼が非常に厚く、頼れる存在だったのである。

2003年、開幕から好調な打撃を見せ、結果としては131試合に出場して、打率.313、13HR、81打点と好成績を残した。翌2004年は新球場シチズンズバンクパークが開場される特別なシーズンとなる中で、チームは地区2位に終わり、ポストシーズンへの進出は果たすことはできなかった。リーバーサルも131試合の出場で打率.271、17HR、61打点と、ほぼ前年に近い数字に終わっている。

2005年にもなると、フィリーズの中でもライアン・ハワードチェース・アトリーらの若い力が台頭し、既存のボビー・アブレイユジミー・ロリンズパット・バールらと噛み合い、地力がついてきた。期待された中でのシーズンインも、結果は地区2位でポストシーズンには進出できなかった。リーバーサルも118試合の出場に留まり、打率.263、12HR、47打点に終わっている。

2006年は左膝、腰と2度の故障者リスト入りで、わずか67試合にしか出場できないこととなると、オフにはFAとなった。慣れ親しんだフィリーズを離れ、選んだチームはドジャースだった。期待の若手捕手ラッセル・マーチンがいることもあり、リーバーサルの役目は教育係である。38試合の出場だけで、結果としてはこの年限りで現役を退いたのである。

リーバーサルのメジャー通算成績は、打率.274、1155安打、150HR、610打点というものとなる。なお、フィリーズの捕手として1139試合にマスクを被ったことになるが、球団トップの記録でもある。また、ユダヤ系の血を引く選手でもあり、ユダヤ系選手に限れば、通算HR数はハンク・グリーンバーグショーン・グリーン、シド・ゴードン、アル・ローセンに次ぐ史上5番目と記録となる。

【written by Kenji@webmaster】

獲得タイトル一覧

受賞アワード一覧

  • ゴールドグラブ賞:1回(1999-NL)

各年度別成績一覧

 YEAR Team    G   AB    R    H  2B  3B  HR  RBI   SO   BB   SB   OBP  SLG   AVG
 ------------------------------------------------------------------------------
 1994  Phi   24   79    6   21   3   1   1    5    5    3    0  .301 .367  .266
 1995  Phi   16   47    1   12   2   0   0    4    5    5    0  .327 .298  .255
 1996  Phi   50  166   21   42   8   0   7   23   30   10    0  .297 .428  .253
 1997  Phi  134  455   59  112  27   1  20   77   76   44    3  .314 .442  .246
 1998  Phi   86  313   39   80  15   3   8   45   44   17    2  .304 .399  .256
 1999  Phi  145  510   84  153  33   1  31   96   86   44    0  .363 .551  .300
 2000  Phi  108  389   55  108  30   0  15   71   53   40    2  .352 .470  .278
 2001  Phi   34  121   21   28   8   0   2   11   21   12    0  .316 .347  .231
 2002  Phi  130  476   46  133  29   2  15   52   58   38    0  .349 .443  .279
 2003  Phi  131  508   68  159  30   1  13   81   59   38    0  .373 .453  .313
 2004  Phi  131  476   58  129  31   1  17   61   69   37    1  .335 .447  .271
 2005  Phi  118  392   48  103  25   0  12   47   35   35    0  .336 .418  .263
 2006  Phi   67  209   22   57  14   0   9   36   19    8    0  .316 .469  .273
 2007  LAD   38   77    6   18   2   0   0    1   11    4    0  .280 .260  .234
 ------------------------------------------------------------------------------
 Total     1212 4218  534 1155 257  10 150  610  571  335    8  .337 .446  .274

キャリアハイライト一覧

  • オールスター出場:2回(1999-NL、2000-NL)

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