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Mike LOWELL(マイク・ローウェル)

Boston RED SOX

#25 マイク・ローウェル(Mike LOWELL) | 3B

マイク・ローウェル

  • 1995年6月ドラフト・ヤンキース20位
  • 1974年2月24日生 右投右打 193センチ 93キロ
  • プエルトリコ出身

過去3年間の成績

*過去3年間の成績

 YEAR Team    G   AB    R    H  2B  3B  HR  RBI   SO   BB   SB   OBP  SLG   AVG
 ------------------------------------------------------------------------------
 2005  Fla  150  500   56  118  36   1   8   58   58   46    4  .298 .360  .236
 2006  Bos  153  573   79  163  47   1  20   80   61   47    2  .339 .475  .284
 2007  Bos  154  589   79  191  37   2  21  120   71   53    3  .378 .501  .324
 ------------------------------------------------------------------------------
 Total     1296 4731  636 1323 325   6 184  778  661  454   26  .344 .468  .280

選手の紹介文
打撃では勝負強く、守備でも安定感を見せるローウェル。世界一レッドソックスのサードを守るマイク・ローウェル。勝負強い打撃と堅実な守備を売りとしている。2003年のマーリンズ、2007年のレッドソックスでそれぞれ世界一の経験があり、2007年はワールドシリーズMVPにも輝いている。オフにFAとなったが、他球団の誘いがある中で、レッドソックスと3年間3750万ドルで再契約を交わしている。

プエルトリコで生まれたローウェルは、幼少時にフロリダ州に移り住んだ。父親はキューバ系ドイツ人ということもあり、キューバに縁のあったローウェル家はキューバからの亡命者が多数住む町に移り住んだわけだが、かつて同じようにキューバから亡命してきたホゼ・カンセコも近くに住んでいたことがあるという。

子供の頃から野球に対して高い才能を見せたローウェル。リトルリーグ時代には後にメジャーリーグの舞台で戦うことになるアレックス・ロドリゲスもいたという。高校、大学と注目される成績を残し、1995年のドラフトではヤンキースから20位指名を受けて、プロの世界に足を踏み入れた。プロ入り直後は特別に注目されていたわけではなかったが、2Aノーウィッチで開幕を迎えた1997年、78試合に出場し、打率.344、15HR、47打点をマーク。シーズン途中に3Aコロンバスへと昇格し、ここでも57試合の出場で打率.276、15HR、45打点という成績を残し、一躍注目を浴びることになった。

1998年は3Aで開幕を迎え、好調を維持し続けた。3Aのオールスターゲームにも選出され、HR含む5打数2安打の大当たりでMVPを受賞している。この年は3Aでは126試合に出場し、打率.304、26HR、99打点、34本の2塁打という成績を残した。9月に入ってから待望のメジャー昇格を果たし、8試合に出場している。

更なる飛躍を遂げたい1999年、開幕前にマーリンズとの間で交換トレードがまとまり、マーリンズのユニフォームを着ることとなった。交換相手はエド・ヤーナルを始めとする3人のマイナー投手だった。子供時代を過ごしたフロリダ州に本拠を移したこともあり、新たな気持ちでスタートを切るはずだったが、突然、病魔が襲った。健康診断で睾丸のガンが見つかり、手術する必要が出てきたのだった。

幸いなことに早期で良性のガンであったこともあり、手術も問題なく進み、回復も早かった。リハビリを開始し、3Aでの出場を経て5月末にはメジャーに戻ってきた。97試合の出場で、打率.253、12HR、47打点をマーク。数字で残る以上に勝負強い打撃を見せたローウェルは、マーリンズのサードとしての地位を着実に築いていった。

優勝請負人としての風格も出てきたローウェル。2000年は故障者リスト入りが1回あったが140試合に出場。打率.270、22HR、91打点をマークし、チームトップの38本の2塁打を記録した。注目すべきはサードの守備であり、守備率.968を記録したのだが、マーリンズのサードとしては1996年のテリー・ペンドルトンが記録した.961を塗り替えるものであり、リーグ全体でも3位という安定感を見せた。

2001年、開幕7試合で12打点を挙げる最高のスタートを切ったローウェル。146試合の出場で、打率.283、18HR、100打点を挙げたが、シーズン最終戦で3打点をマークし、打点数を100点の大台に乗せたのである。翌2002年はオールスターゲームに初選出され、2安打を記録。シーズンでは160試合に出場し、打率.276、24HR、92打点、リーグ2位となる44本の2塁打と中距離打者としての地位を着実に固めていった。

2003年、低迷を続けていたマーリンズはイバン・ロドリゲスの獲得や、ミゲル・キャブレラの台頭で躍進した。その中でローウェルは終盤の9月を背中の痛みと右手骨折で戦線を離脱するが、130試合の出場で打率.276、32HR、105打点をマーク。チームもワイルドカードとしてポストシーズンへ進出し、ローウェルもカブスとのリーグチャンピオンシップシリーズには戦線復帰。第7戦までもつれ込んだシリーズで劇的な逆転勝ちを果たし、ワールドシリーズでもヤンキースを相手に、勝負のかかった第6戦でローウェルのタイムリーもあり、世界一の栄誉を手にしたのだった。

2004年は158試合に出場し、打率.293、27HR、85打点を記録し、3年連続のオールスター出場を果たす。翌2005年は極度のスランプに陥り、150試合の出場で、打率.236、8HR、58打点に終わってしまうが、初のゴールドグラブ賞受賞を果たしたのである。オフにはジョシュ・ベケットギレルモ・モタらと共にレッドソックスへの移籍が決まったのだった(交換でマーリンズ入りするのはハンリー・ラミレスアニバル・サンチェスという若手選手であった)。

2006年、レッドソックスの一員として153試合に出場。打率.284、20HR、80打点という数字を残したが、2塁打数がリーグ3位となる47本をマーク。これはグリーンモンスターを抱える本拠地フェンウェイパークの地の利を生かしたものである。オールスター前に2塁打数は30本を越えていたが、レッドソックスの球団史上、1960年以降ではノマー・ガルシアパーラ(2002年)、ビル・ミラー(2003年)、デビッド・オルティス(2004年)以来の4人目として数えられる。

2007年はローウェルにとってさらに輝きを増した1年となった。154試合に出場し、打率.324、21HR、120打点をマーク。打点数はチームトップであり、リーグ5位となる記録であると同時にレッドソックスのサードを守る選手として挙げた打点数としても歴代1位となる数字である。チームもリーグ優勝を果たし、ロッキーズとのワールドシリーズでは4連勝であっさりと世界一を決めたが、ワールドシリーズでのローウェルは打率.400、1HR、4打点と大当たりし、シリーズMVPを受賞。プエルトリコ出身の選手としてはロベルト・クレメンテ以来の快挙である。

オフになるとFAとなり、他球団から魅力的なオファーが届く中、ローウェルはレッドソックスとの再契約を決めた。3年間3750万ドルという他球団からのオファー内容と比較すれば若干劣るものだが、ローウェルにとっては十分なものだったのである。ローウェルは数字以上に英語とスペイン語を話し、リーダーシップを発揮できる点が高く評価されている。

<written by Kenji@webmaster>

各年度別成績一覧

 YEAR Team    G   AB    R    H  2B  3B  HR  RBI   SO   BB   SB   OBP  SLG   AVG
 ------------------------------------------------------------------------------
 1998  NYY    8   15    1    4   0   0   0    0    1    0    0  .267 .267  .267
 1999  Fla   97  308   32   78  15   0  12   47   69   26    0  .317 .419  .253
 2000  Fla  140  508   73  137  38   0  22   91   75   54    4  .344 .474  .270
 2001  Fla  146  551   65  156  37   0  18  100   79   43    1  .340 .448  .283
 2002  Fla  160  597   88  165  44   0  24   92   92   65    4  .346 .471  .276
 2003  Fla  130  492   76  136  27   1  32  105   78   56    3  .350 .530  .276
 2004  Fla  158  598   87  175  44   1  27   85   77   64    5  .365 .505  .293
 2005  Fla  150  500   56  118  36   1   8   58   58   46    4  .298 .360  .236
 2006  Bos  153  573   79  163  47   1  20   80   61   47    2  .339 .475  .284
 2007  Bos  154  589   79  191  37   2  21  120   71   53    3  .378 .501  .324
 ------------------------------------------------------------------------------
 Total     1296 4731  636 1323 325   6 184  778  661  454   26  .344 .468  .280

受賞タイトル一覧

  • ゴールドグラブ賞1回(2005)
  • シルバースラッガー賞1回(2003)

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