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Orlando CABRERA(オーランド・キャブレラ)

Minnesota TWINS

#18 オーランド・キャブレラ(Orlando CABRERA) | SS

オーランド・キャブレラ

  • 1993年6月・エクスポズと契約
  • 1974年11月2日生 右投右打 178センチ 86キロ
  • コロンビア出身

過去3年間の成績

 YEAR Team    G   AB    R    H  2B  3B  HR  RBI   SO   BB   SB   OBP  SLG   AVG
 ------------------------------------------------------------------------------
 2006  LAA  153  607   95  171  45   1   9   72   58   51   27  .335 .404  .282
 2007  LAA  155  638  101  192  35   1   8   86   64   44   20  .345 .397  .301
 2008  CWS  161  661   93  186  33   1   8   57   71   56   19  .334 .371  .281
 ------------------------------------------------------------------------------
 Total     1572 5962  799 1632 374  29 105  684  564  433  184  .322 .399  .274

選手の紹介文
2009年シーズン途中にアスレティックスからツインズへ移籍したキャブレラ。ショートストップとしてゴールドグラブ賞受賞経験のあるオーランド・キャブレラ。高い守備能力は強いチームの中を渡り歩いて実績を積み重ねながらも、知名度という面では若干低いと言える。打撃面では中距離打者として安定した数字を残すなど走攻守で高レベルを維持しているだけに、見逃せない選手である。

コロンビア出身のキャブレラは、実兄ホルベルトが1990年にエクスポズと契約したことに続き、1993年に同じくエクスポズと契約を結び、そのキャリアをスタートさせた(後に兄もメジャーへと昇格しているが、定着はしていない)。さらに父は、マーリンズのスカウトとして、同郷のエドガー・レンテリアをスカウトした実績を持っている。

契約した年はドミニカのサマーリーグに参加し、38試合の出場で打率.344と非凡な実力を見せている。翌1994年からはアメリカ本土のルーキーリーグに参加。22試合の出場ではあったが、打率.315をマーク。1995年には1Aバーモントで65試合に出場し、打率.282を記録するなど、順調なスタートを切ったのである。

1996年、上のランクの1Aデルマーバでショートストップとセカンドの両方を守りながら、134試合に出場して、打率.252、14HR、65打点を記録。28本の2塁打、4本の3塁打を放ち、さらに51盗塁というリーグ4位となる数字を残している。非凡な野球センスが発揮され、エクスポズ傘下でもその評価を大いに高めた。

1997年、エクスポズのスプリングトレーニングにも参加する機会を手にしたキャブレラ。開幕は1Aウエストパームビーチだったが、69試合の出場で打率.276、32盗塁と抜群のスピードを見せ、6月半ばには2Aハリスバーグへと昇格し、7月末には3Aオタワと駆け上がり、9月には待望のメジャー昇格を果たしたのである。

コロンビア出身のメジャーリーガーとしては、ルイス・カストロ(1902年)、オーランド・ラミレス(1974~79年)、ジャッキー・グティエレス(1983~88年)、レンテリアに続いてキャブレラが5人目となる。9月のメジャー昇格後は、ほとんどが途中出場ではあったが、16試合にのみ出場する機会を得たのである。

1998年、開幕こそ3Aオタワで迎え、66試合の出場で打率.232と苦しんだ。その中で6月後半にメジャー昇格し、若いホゼ・ビドロとセカンドで併用される形となった。そして、7月末にマーク・グルジラネックがドジャースへ移籍したことでキャブレラはショートストップを中心に守るようになったのである。結果としてメジャーでは、79試合に出場して、打率.280、3HR、22打点という数字を残している。

エクスポズでデビューし、長らくレギュラーを張っていた。1999年は開幕からエクスポズのショートストップに定着。4月後半から42試合連続ノーエラーという安定した守備を見せて、チームに大きく貢献。しかし、8月の試合でゴロを打ってファーストへ駆け込んだ際、左足首を痛めるアクシデントで、そのままシーズンを終えることとなった。シーズン通しては104試合の出場で打率.254、8HR、39打点に終わったが、守備率.992はリーグトップでもあった。

2000年も安定した守備力を見せたキャブレラ。左肩を痛めた影響で約1ヶ月の離脱はあったが、125試合の出場で打率.237、13HR、55打点をマーク。初めて2桁HRを記録するなどパワーを見せたが、セカンドを守るビドロとは合わせて37HR、152打点を挙げており、セカンドとショートの組み合わせではリーグ2位となる(リーグトップはジャイアンツのジェフ・ケントリッチ・オーリリアの55HR、204打点)。

2001年、怪我なく162試合全試合に出場を果たすと、高い守備能力が評価され、自身初となるゴールドグラブ賞を受賞。エクスポズの選手としてもシーズン全試合に出場するのはウォーレン・クロマティ(1980年)以来の快挙となる。打撃面でも打率.276、14HR、96打点、19盗塁に加え、41本の2塁打と成長の跡を見せ、シーズン終盤にはクリーンナップを任されることもあった。

2002年は153試合の出場で打率.263、7HR、56打点、25盗塁と若干数字を落としてしまうが、43本の2塁打はチームメイトのビドロと並びリーグ3位タイの記録となる。翌2003年には再度162試合にフル出場して、打率.297、17HR、80打点、24盗塁とキャリア最高の数字を残した。2塁打もリーグ6位タイの47本を記録しており、これはエクスポズ史上でグルジラネック(54本/1997年)、ビドロ(51本/2000円)に次ぐ3位となる数字である。

2004年、なかなか数字が上がらない状態が続いていたキャブレラだが、この年限りでFAとなることもあり、7月末に優勝を目指すレッドソックスへの移籍が決まった。レッドソックスの象徴的な存在とされていたノマー・ガルシアパーラを放出する形で、代わりにショートストップを任されたキャブレラだったが、安定した守備はもちろん、打撃面でも移籍後の58試合で打率.294をマーク。

レッドソックスのワイルドカードとしてのポストシーズン進出にも貢献した。そして、ディビジョンシリーズ(対エンゼルス)、リーグチャンピオンシップシリーズ(対ヤンキース)、ワールドシリーズ(対カージナルス)を勝ち抜き、世界一の座に輝くが、その中でキャブレラは打率.288、11打点を挙げており、勝負強さが光った。そして、オフには晴れてFA宣言することとなった。

2005年、エンゼルスと4年間3200万ドルという大型契約に合意。人気のあったデビッド・エクスタインを放出してまでして獲得したキャブレラである。そして、安定した守備力で信頼を手にした。ショートストップとしての守備率.988は、オマー・ビスケルに並ぶメジャートップタイの数字であり、エクスタインが記録した球団記録(.988/2004年)に並ぶ者である。打撃面では後半に落ち込み、打率.257、8HR、86打点に終わっている。

2004年途中からレッドソックスへと移籍し、世界一の美酒を味わった。2006年、4月後半から約2ヶ月半にも渡り、球団記録となる63試合連続出塁を達成。これは史上6番目の記録となり、メジャー記録はテッド・ウイリアムスの84試合である。7月2日の対ドジャース戦ではホームスチールを達成するなど好調を維持したキャブレラ。結果として、153試合の出場で打率.282、9HR、72打点に加え、キャリアハイの27盗塁をマークしている。

2007年、5月以降に成績を上げていき、終わってみれば155試合の出場で打率.301、8HR、86打点、20盗塁という成績を残した。安打数(192本)も得点(101点)のいずれもキャリアハイの数字である。守備での安定感も評価され。自身2度目のゴールドグラブ賞も受賞している。そして、オフには交換トレードでホワイトソックスへの移籍が決まった(交換相手はジョン・ガーランド)。

2008年、ホワイトソックスのショートストップとして開幕を迎えた。前年まではホアン・ウリーベが守っていたショートストップだが、そのウリーベをセカンドに移し、キャブレラにショートを任された。しかし、前半戦は2割台前半の打率に苦しみ、後半戦で取り戻した。結果は161試合の出場で打率.281、8HR、57打点、19盗塁という数字に終わっている。監督であるオジー・ギーエンともそりが合わず、オフには台頭してきたアレクセイ・ラミレスをショートストップで起用したいというチーム方針から契約延長はならず、FAとなってしまった。

2009年の開幕直前にアスレティックスと契約合意。序盤はなかなか数字が上がらずに苦しんだが、7月以降でようやく好調を取り戻すと、7月末にはツインズへの移籍が決まった(交換相手はマイナー選手のテイラー・レイデンドルフ)。守備面での衰えはささやかれるが、まだまだ守備範囲の広さや強肩ぶりはチームの貴重な戦力である。

【written by Kenji@webmaster】

獲得タイトル一覧

受賞アワード一覧

  • ゴールドグラブ賞:2回(2001-NL、2007-AL)

各年度別成績一覧

 YEAR Team    G   AB    R    H  2B  3B  HR  RBI   SO   BB   SB   OBP  SLG   AVG
 ------------------------------------------------------------------------------
 1997  Mon   16   18    4    4   0   0   0    2    3    1    1  .263 .222  .222
 1998  Mon   79  261   44   73  16   5   3   22   27   18    6  .325 .414  .280
 1999  Mon  104  382   48   97  23   5   8   39   38   18    2  .293 .403  .254
 2000  Mon  125  422   47  100  25   1  13   55   28   25    4  .279 .393  .237
 2001  Mon  162  626   64  173  41   6  14   96   54   43   19  .324 .428  .276
 2002  Mon  153  563   64  148  43   1   7   56   53   48   25  .321 .380  .263
 2003  Mon  162  626   95  186  47   2  17   80   64   52   24  .347 .460  .297
 2004  Mon  103  390   41   96  19   2   4   31   31   28   12  .298 .336  .246
 2004  Bos   58  228   33   67  19   1   6   31   23   11    4  .320 .465  .294
 2005  LAA  141  540   70  139  28   3   8   57   50   38   21  .309 .365  .257
 2006  LAA  153  607   95  171  45   1   9   72   58   51   27  .335 .404  .282
 2007  LAA  155  638  101  192  35   1   8   86   64   44   20  .345 .397  .301
 2008  CWS  161  661   93  186  33   1   8   57   71   56   19  .334 .371  .281
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 Total     1572 5962  799 1632 374  29 105  684  564  433  184  .322 .399  .274

キャリアハイライト一覧

  • 世界一経験:1回(2004-Bos)

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[...] ベネズエラに生まれたキャブレラは、幼少時から類い希な身体能力に恵まれていた。2002年8月、まだキャブレラが16歳だった頃にマリナーズと契約。翌2003年より、故郷サマーリーグでプロとしてのキャリアをスタートさせた。55試合に出場して、打率.283をマークしたが、ショートストップとしての高い守備能力はオーランド・キャブレラを彷彿させた。 [...]

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