- 2009-08-28 (金) 0:04
- MLB Players
#14 プラシド・ポランコ(Placido POLANCO) | 2B

- 1994年6月ドラフト・カージナルス19位(全米530番目)
- 1975年10月10日生 右投右打 178センチ 88キロ
- ドミニカ共和国出身
過去3年間の成績
YEAR Team G AB R H 2B 3B HR RBI SO BB SB OBP SLG AVG ------------------------------------------------------------------------------ 2006 Det 110 461 58 136 18 1 4 52 27 17 1 .329 .364 .295 2007 Det 142 587 105 200 36 3 9 67 30 37 7 .388 .458 .341 2008 Det 141 580 90 178 34 3 8 58 43 35 7 .350 .417 .307 ------------------------------------------------------------------------------ Total 1312 4893 744 1495 248 26 80 507 345 278 64 .350 .416 .306
選手の紹介文
打撃と守備で堅実さを売りとするプラシド・ポランコ。タイガースのセカンドとして欠かすことのない選手となっている。186試合連続ノーエラー(911度の守備機会)というセカンドとしてのメジャー記録を樹立。2006年からの4年間1840万ドルという契約の最終年を迎えており、チーム同様にその動向に注目が集まっている。
ドミニカ共和国に生まれたポランコは、高校時代に野球とバスケットボールで高い才能を見せている。特にバスケットボールでは2度もMVPとなる活躍を見せたという。高校を卒業したのは16歳の頃で、その後はフロリダ州の短大へと進学している。1993年ドラフトでホワイトソックスから49位指名(全米1356番目)を受けるが、このときは拒否。
1994年ドラフトでカージナルスから19位指名(全米530番目)を受けることでプロへの扉を開いたのである。指名された当時はショートストップを守っていた。契約後にルーキーリーグでプレーを始めるが、当初は思うような数字を残せなかった。1996年、1Aセントピーターズバーグに移り、セカンドにコンバートして守備も安定。打撃面でも137試合の出場でリーグトップの157安打を放ち、打率.291をマークしている。
1997年は2Aアーカンサスへと舞台を移すと、129試合に出場して打率.291を記録。パワーに乏しく非力さが目立ったが、カージナルス傘下では評価が高まった。翌1998年は3Aメンフィスで開幕を迎えると、70試合の出場で打率.280を挙げ、7月に入ってメジャー昇格を果たした。メジャーではセカンドとショートを守るユーティリティとして、45試合に出場している。
1999年は開幕メジャーの座を勝ち取り、レギュラー選手ではないがセカンド、ショート、サードを守るユーティリティプレイヤーとしてチームに貢献。途中で3Aへの降格もあったが、この年はメジャーで88試合に出場している。6月には月間打率.365をマークする好調も見せるが、シーズン通しては対左投手で打率.346ながら、対右投手で打率.237と課題も多かった。
2000年はメジャーでフルシーズンを過ごしたポランコ。立場的にはユーティリティであったが、その中でも118試合に出場し、打率.316をマークするなど、打撃力が向上。翌2001年もポジションは転々とする中で、カージナルス打線としては2番打者に定着し、144試合の出場で打率.307、3HR、38打点、12盗塁という数字を残している。そのうちで、サードを主として92試合を守っている。
2002年、2番サードとして、開幕から10試合連続ヒットを記録。好不調の波はあったが、6月以降から調子も上向きつつあった。そして、7月末にフィリーズへの移籍が決まったのである。交換相手にはスコット・ローレンも含まれている2対3のトレードである。フィリーズ移籍後はローレンの抜けたサードを守った。この年は2球団で計147試合に出場し、打率.288、9HR、49打点という数字を残している。
2003年、FA移籍してきたデビッド・ベルに譲る形でセカンドへコンバートしたポランコ。開幕早々に死球が元で故障者リスト入りしたことと、9月に左四頭筋を痛めての離脱はあったが、122試合に出場し、打率.289、14HR、63打点、14盗塁とチームの中で貴重な働きを見せている。翌2004年も怪我での離脱はあったが、126試合の出場で打率.298、17HR、55打点という数字を残している。
2005年に入ると、チームの方針として若いチェース・アトリーを起用する方針から、6月に入ってタイガースへと移籍することになった(交換相手はウーゲット・ウービナとラモン・マルチネス)。フィリーズ在籍時も43試合の出場で打率.316をマークしていたが、タイガース移籍後も86試合の出場で打率.338をマーク。両球団で合わせて打率.331を記録しており、これはメジャー全体でもデレク・リー(.338)に次ぐ2位となる数字である。シーズン終盤にも2試合連続で1試合4安打を記録する猛打を見せている(タイガースとしては1957年にレイ・ブーンが記録して以来の記録となる)。
2006年、前年中に4年間1840万ドルという契約延長に合意していたポランコは、タイガースの2番セカンドとしてチームを牽引。8月半ばに左肩の脱臼というアクシデントに見舞われ、それに伴いチームも失速した。かろうじてチームはワイルドカードとしてポストシーズン出場を決めたが、その中で110試合に出場し、打率.295、4HR、52打点という数字を残した。ディビジョンシリーズ(対ヤンキース)では打率.412(17打数7安打)、リーグチャンピオンシップシリーズ(対アスレティックス)では打率.529をマークし、シリーズMVPも受賞。しかし、ワールドシリーズ(対カージナルス)では17打数無安打に終わり、世界一は逃した。
2007年は大きな離脱がなく、シーズン通してプレーすることが出来た。開幕序盤から好調な打撃を見せ、打率3割3分以上を維持。自身初となるオールスター出場の名誉も手にしている。結果としては142試合に出場し、打率.341、9HR、67打点という数字に加え、シーズン200本安打も達成。さらにセカンドの守備は抜群の安定感でエラーは0個。ゴールドグラブ賞とシルバースラッガー賞の同時受賞も果たしたのである。
2008年、開幕早々に怪我をしたこともあり、2006年7月から続いていた連続試合ノーエラーの記録は186試合(911度の守備機会)でストップした。これはセカンドとして、ルイス・カスティーヨの記録(143試合で647度の守備機会)を塗り替えるメジャー記録である。打撃面でも141試合の出場で打率.307、8HR、58打点を記録している。翌2009年は開幕序盤から不振に苦しんでいたが、夏場以降で調子を戻しつつある。
【written by Kenji@webmaster】
獲得タイトル一覧
受賞アワード一覧
- リーグチャンピオンシップシリーズMVP:1回(2006-AL)
- ゴールドグラブ賞:1回(2007-AL)
- シルバースラッガー賞:1回(2007-AL)
各年度別成績一覧
YEAR Team G AB R H 2B 3B HR RBI SO BB SB OBP SLG AVG ------------------------------------------------------------------------------ 1998 StL 45 114 10 29 3 2 1 11 9 5 2 .292 .342 .254 1999 StL 88 220 24 61 9 3 1 19 24 15 1 .321 .359 .277 2000 StL 118 323 50 102 12 3 5 39 26 16 4 .347 .418 .316 2001 StL 144 564 87 173 26 4 3 38 43 25 12 .342 .383 .307 2002 StL 94 342 47 97 19 1 5 27 27 12 3 .316 .389 .284 2002 Phi 53 206 28 61 13 1 4 22 14 14 2 .353 .427 .296 2003 Phi 122 492 87 142 30 3 14 63 38 42 14 .352 .447 .289 2004 Phi 126 503 74 150 21 0 17 55 39 27 7 .345 .441 .298 2005 Phi 43 158 26 50 7 0 3 20 9 12 0 .376 .418 .316 2005 Det 86 343 58 116 20 2 6 36 16 21 4 .386 .461 .338 2006 Det 110 461 58 136 18 1 4 52 27 17 1 .329 .364 .295 2007 Det 142 587 105 200 36 3 9 67 30 37 7 .388 .458 .341 2008 Det 141 580 90 178 34 3 8 58 43 35 7 .350 .417 .307 ------------------------------------------------------------------------------ Total 1312 4893 744 1495 248 26 80 507 345 278 64 .350 .416 .306
キャリアハイライト一覧
- オールスター出場:1回(2007-AL)
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