- 2008-07-26 (土) 0:08
- MLB Players
#28 プリンス・フィルダー(Prince FIELDER) | 1B

- 2005年6月ドラフト・ブリュワーズ1位(全米7番目)
- 1984年5月9日生 右投左打 183センチ 118キロ
- カリフォルニア州出身
過去3年間の成績
YEAR Team G AB R H 2B 3B HR RBI SO BB SB OBP SLG AVG ------------------------------------------------------------------------------ 2005 Mil 39 59 2 17 4 0 2 10 17 2 0 .306 .458 .288 2006 Mil 157 569 82 154 35 1 28 81 125 59 7 .347 .483 .271 2007 Mil 158 573 109 165 35 2 50 119 121 90 2 .395 .618 .288 ------------------------------------------------------------------------------ Total 354 1201 193 336 74 3 80 210 263 151 9 .369 .546 .280
選手の紹介文
現代のメジャーリーグを代表する若手選手の中に数えられるプリンス・フィルダー。若くしてシーズン50HRを記録し、本塁打王のタイトルを獲得するほどの打棒を見せている。父セシル・フィルダーも通算391HRのスラッガーとして知られているが、金銭面の問題が表面化し、親子ではあるものの絶縁状態となっている。
父セシルはタイガースで2年連続本塁打王、3年連続打点王を獲得するほどの打棒を発揮し、その父に連れられて球場で子供時代を過ごした。父は右打者だが、息子プリンスには右投手が多い現実から左打者を進めたという。12歳の頃にはタイガースタジアムのアッパーデッキにHRを打ち込んだという伝説も作り上げた(後に本人は否定している)。
高校時代にも好成績を残し、最終学年時には打率.524、10HR、41打点という記録が残っている。この中には後にメジャーリーグに上がるアーロン・クックから放った特大HRも含まれている。2002年のドラフト会議ではブリュワーズから1位指名(全米7番目)を受けてのプロの世界に足を踏み入れることになった。しかし、父譲りの大柄な体は、周囲から過大評価ではないかと疑いの目が向けられたのも事実である。
2002年、ドラフト指名後にルーキーリーグに参加し、41試合で打率.390、10HR、40打点という猛打を見せたフィルダー。2003年は1Aベロイトで137試合に出場し、打率.313、27HR、112打点をマークし、翌2004年は2Aハンツビルで135試合に出場し、打率.272、23HR、78打点と着実にステップアップを進めていた。
2005年は3Aナシュビルで開幕を迎えるが、6月13日に初めてのメジャー昇格を果たした。ファーストにはライル・オーバーベイがいる為、指名打者としての出場である。2日後の試合では野茂英雄からメジャー初ヒットとなる2塁打が飛び出している。その後、3A降格とメジャー再昇格があり、8月31日のパイレーツ戦では代打で登場し、ホゼ・メサからサヨナラHRも放っている。
この年は3Aでは103試合に出場し、打率.291、28HR、86打点を記録しており、メジャーでは39試合の出場で打率.288、2HR、10打点を記録している。このフィルダーの活躍を元に、ブリュワーズのファーストを守っていたオーバーベイをブルージェイズに放出することで、ファーストのポジションをフィルダーに空けることとなった。
2006年、開幕から好調を維持したフィルダーは157試合に出場し、打率.271、28HR、81打点と合格点となる数字を残した。ブリュワーズの新人によるシーズン記録である28HRと81打点は、1990年にグレッグ・ボーンが記録した17HR、1987年にBJ・サーホフが記録した68打点をいずれも塗り替えるものでもある。なお、二世選手としての新人のHR数としては、1997年のホゼ・クルーズによる26HRを塗り替えたことになる。メジャー1年目としては十分合格点といえる数字である。
2007年は開幕から打棒を発揮し、オールスター投票ではケン・グリフィーに次ぐリーグ2番目となる投票を集め、ファン投票による選出を果たした。ブリュワーズの選手としてのオールスター先発は1988年のポール・モリター以来の快挙である。158試合に出場したこの年は、打率.288、50HR、119打点という圧巻の成績を残し、本塁打王に輝いた。MVP投票でも3位に食い込むほどの評価を受けている。
23歳139日という若さでのシーズン50HRは、ウイリー・メイズの24歳137日を上回る最年少記録となった。父セシルも1990年にシーズン51HRを放っており、メジャー史上初と親子でのシーズン50HR達成となった。ブリュワーズの球団記録はゴーマン・トーマス(1979年)、リッチー・セクソン(2001,03年)のシーズン45HRだったが、それも塗り替えたことになる。なお、ミルウォーキーの球団(ブレーブスを含む)としての球団記録はエディー・マシューズ(1953年)の47HRだったが、これも塗り替えた。
フィルダーやライアン・ブラウンを始めとして、JJ・ハーディ、リッキー・ウィークスと若手の台頭が目立つブリュワーズは球団史上初となる世界一を目指す。このブリュワーズのチーム状況と同時に注目を浴びるのは、フィルダーと父セシルとの関係である。フィルダーの契約金に手を付けたセシルは絶縁状を叩きつけられ、裁判沙汰になるなど大きな話題にもなった。セシルの不摂生なギャンブル癖が招いた悲劇なのだが、親子関係の修復があるのかどうかにも注目が集まっている。
<written by Kenji@webmaster>
各年度別成績一覧
YEAR Team G AB R H 2B 3B HR RBI SO BB SB OBP SLG AVG ------------------------------------------------------------------------------ 2005 Mil 39 59 2 17 4 0 2 10 17 2 0 .306 .458 .288 2006 Mil 157 569 82 154 35 1 28 81 125 59 7 .347 .483 .271 2007 Mil 158 573 109 165 35 2 50 119 121 90 2 .395 .618 .288 ------------------------------------------------------------------------------ Total 354 1201 193 336 74 3 80 210 263 151 9 .369 .546 .280
受賞タイトル一覧
- ハンクアーロン賞1回(2007)
- 本塁打王1回(2007)
- シルバースラッガー賞1回(2007)
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