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Rich GOSSAGE(リッチ・ゴセージ)

Major League Baseball

#54 リッチ・ゴセージ(Rich GOSSAGE) | RP

リッチ・ゴセージ

  • 1970年6月ドラフト・ホワイトソックス9位(全米198番目)
  • 1951年7月5日生 右投右打 190センチ 102キロ
  • コロラド州出身

選手の紹介文
資格取得9年目にして、晴れて殿堂入りを決めたゴセージ。100マイルの剛速球で、1970年代後半から80年代にかけてクローザーとして一時代を築いたリッチ・ゴセージ。3度の最多セーブ王のタイトル獲得に加え、9度のオールスター出場を果たすなど、存在感溢れるクローザーだった。日本プロ野球にも身を置いたことのある通算310セーブ右腕は、2008年に晴れて殿堂入りを果たしている。

コロラド州に生まれたゴセージは、1970年のドラフトでホワイトソックスから9位指名(全米198番目)を受けて、プロ入りを決めた。1971年は1Aアップルトンに在籍し、まだ19歳という若さであったが、25試合に登板(先発は24試合)し、リーグトップの18勝(2敗)、防御率1.83をマーク。15完投に7完封というのも、いずれもリーグトップと抜群の将来性を見せたのである。

1972年にメジャーデビューを果たした。ホワイトソックスの一員として36試合に登板(先発は1試合のみ)し、7勝1敗2セーブという結果を残している。翌1973年は3Aアイオワとメジャーで半々過ごし、先発とリリーフの両方をこなした。1974年からはメジャー定着を果たしたゴセージだが、起用方針はまだ定まってなかった。

1975年、ホワイトソックスのクローザーに抜擢されると、62試合に登板し9勝8敗26セーブ、防御率1.84という安定感を見せ、最多セーブ王のタイトルを獲得。この年はクローザーでありながら投球回数は141回2/3を記録するなど、分業制が定着する前の過渡期とも言える時期であったことが伺える。

1976年は先発に回り、9勝17敗、防御率3.94という結果に終わったゴセージ。翌1977年からは交換トレードでパイレーツに移籍。この年以降はリリーフ専門となり、先発のマウンドに立つことはなくなった。パイレーツでは72試合に登板し、11勝9敗26セーブという好成績を残し、オフにFA宣言。ヤンキースと契約を結ぶに至ったのである。

ヤンキースに移籍した1978年、開幕戦でサヨナラHRを浴びるとんでもないスタートとなったが、結果として63試合に登板し、10勝11敗27セーブをマーク。自身2度目の最多セーブ王となったのである。この年は7月の段階でヤンキースは地区首位レッドソックスに14ゲーム差を付けられていたが、そこから同率首位まで持ち込んだ。最後はワンゲームプレーオフに持ち込み、先発ロン・ギドリーを引き継ぐ形で7回1アウトから登板したゴセージは、最後の2回2/3を投げきり勝利に貢献した。リーグチャンピオンシップシリーズ(対ロイヤルズ)、ワールドシリーズ(対ドジャース)でも好投し、自身初の世界一の美酒に酔ったのである。

パドレスの球団初のリーグ優勝に貢献したゴセージ。ヤンキースでは計6シーズン過ごすことになったゴセージ。1980年はキャリアハイの33セーブを挙げているが、この年はリーグチャンピオンシップシリーズ(対ロイヤルズ)でジョージ・ブレッドにサヨナラHRを浴びるなど、厳しい結果に終わった。ストライキの影響で前後期制となった1981年は、ポストシーズンで計6セーブを挙げる活躍を見せたが、ワールドシリーズではドジャースの前に敗れてしまった。

1984年からはFAでパドレスに移籍し、いきなり25セーブを挙げて、球団史上初となるリーグ優勝に貢献(ワールドシリーズではタイガースの前に敗れたが)。1988年からはカブス、ジャイアンツ、古巣ヤンキースと渡り歩き、1990年には日本の福岡ダイエーホークスでもプレーしている。翌1991年からはメジャーに復帰するが、すでにクローザーではなく、1994年を最後にユニフォームを脱いでいる。

通算で1002試合に登板し、通算310セーブを挙げているが、3イニングに跨って記録したセーブ数は52個にものぼる。オールスターにも9回選出されるなど、リーグを代表するクローザーだったことは紛れもない。2000年には殿堂入り資格を有するが、あとわずかで殿堂入りを逃し続けてきたが、有資格9年目となる2008年に待望の殿堂入りを果たしたのである。

【written by Kenji@webmaster】

獲得タイトル一覧

  • 最多セーブ:3回(1975-AL、1978-AL、1980-AL)

受賞アワード一覧

各年度別成績一覧

 YEAR Team    G  GS  CG SHO   W   L  SV     IP    H   SO   BB    R   ER    ERA
 -----------------------------------------------------------------------------
 1972  CWS   36   1   0   0   7   1   2   80.0   72   57   44   44   38   4.28
 1973  CWS   20   4   1   0   0   4   0   49.2   57   33   37   44   41   7.43
 1974  CWS   39   3   0   0   4   6   1   89.1   92   64   47   45   41   4.13
 1975  CWS   62   0   0   0   9   8  26  141.2   99  130   70   32   29   1.84
 1976  CWS   31  29  15   0   9  17   1  224.0  214  135   90  104   98   3.94
 1977  Pit   72   0   0   0  11   9  26  133.0   78  151   49   27   24   1.62
 1978  NYY   63   0   0   0  10  11  27  134.1   87  122   59   41   30   2.01
 1979  NYY   36   0   0   0   5   3  18   58.1   48   41   19   18   17   2.62
 1980  NYY   64   0   0   0   6   2  33   99.0   74  103   37   29   25   2.27
 1981  NYY   32   0   0   0   3   2  20   46.2   22   48   14    6    4   0.77
 1982  NYY   56   0   0   0   4   5  30   93.0   63  102   28   23   23   2.23
 1983  NYY   57   0   0   0  13   5  22   87.1   82   90   25   27   22   2.27
 1984  SD    62   0   0   0  10   6  25  102.1   75   84   36   34   33   2.90
 1985  SD    50   0   0   0   5   3  26   79.0   64   52   17   21   16   1.82
 1986  SD    45   0   0   0   5   7  21   64.2   69   63   20   36   32   4.45
 1987  SD    40   0   0   0   5   4  11   52.0   47   44   19   18   18   3.12
 1988  CHC   46   0   0   0   4   4  13   43.2   50   30   15   23   21   4.33
 1989  SF    31   0   0   0   2   1   4   43.2   32   24   27   16   13   2.68
 1989  NYY   11   0   0   0   1   0   1   14.1   14    6    3    6    6   3.77
 1991  Tex   44   0   0   0   4   2   1   40.1   33   28   16   16   16   3.57
 1992  Oak   30   0   0   0   0   2   0   38.0   32   26   19   13   12   2.84
 1993  Oak   39   0   0   0   4   5   1   47.2   49   40   26   24   24   4.53
 1994  Sea   36   0   0   0   3   0   1   47.1   44   29   15   23   22   4.18
 -----------------------------------------------------------------------------
 Total     1002  37  16   0 124 107 310 1809.1 1497 1502  732  670  605   3.01

キャリアハイライト一覧

  • オールスター出場:9回(1975-AL、1976-AL、1977-NL、1978-AL、1980-AL~1982-AL、1984-NL、1985-NL)
  • 世界一経験:1回(1978-NYY)
  • 殿堂入り:2008年(投票率:85.8%)※9回目

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