- 2009-01-08 (木) 0:02
- MLB Players

#36 ロビン・ロバーツ(Robin ROBERTS) | SP

- 1948年・フィリーズと契約
- 1926年9月30日生 右投両打 186センチ 86キロ
- イリノイ州出身
選手の紹介文
フィリーズにエースとして1950年に投げまくったロビン・ロバーツ。全盛期には6年連続で投球回数が300イニングを越え、その間はシーズン20勝以上を常に挙げている。1950年の「ウイズ・キッズ(WHIZ KIDS)」と呼ばれる若手中心のチームでリーグ優勝を果たした際の主戦投手であり、シーズン最終戦で見せた延長10回を抑えきる熱投はフィリーズ史に残る投球であった。
イリノイ州出身のロバーツは、大学時代に第二次世界大戦があり、徴兵後に大学に復学している。本来はバスケットボールをメインにプレーしていたが、ひょんなことから野球に熱を上げるようになったという。投手としての本格的なキャリアは大学から始まったのである。そして1948年にはフィリーズと契約するに至った。
プロ1年目はマイナーからスタートしたが、いきなり9勝を挙げる活躍を見せると、6月にはメジャー昇格を果たした。20試合に登板し、9完投含む7勝9敗、防御率3.19と非凡な数字を残している。翌1949年はフルシーズンをメジャーで過ごし、43試合の登板(先発は31試合)し、15勝15敗、防御率3.69を記録している。
1950年、フィリーズは台頭著しい23歳ロバーツの他に21歳左腕のカート・シモンズ、23歳の新鋭リッチ・アシュバーン、25歳主砲のデル・エニスという若手選手が中心となりつつあった。若手選手の勢いもあり、9月半ばまで首位をキープする快進撃を見せるも、終盤にドジャースに追撃を食らう。シーズン最終戦、この試合に負けると同率で並んでしまうという試合でロバーツが先発。すでに5日間で3試合に登板しているロバーツだが、延長10回を投げきる圧巻の投球で、フィリーズに35年ぶりのリーグ優勝をもたらしたのである。
投げに投げ抜き優勝に貢献した1950年、ロバーツは40試合に登板(先発は39試合)し、20勝11敗、防御率3.02、146奪三振を記録した。投球回数も304回1/3と大台を越えている。フィリーズとしても20勝投手となるとグローバー・アレキサンダー(1917年/30勝)以来の快挙となる。しかし、ワールドシリーズではヤンキースの前に4連敗で敗れてしまった。
1951年も21勝(15敗)をマーク。1952年は28勝(7敗)、防御率2.59と安定感を増し、最多勝のタイトルを獲得。1953年以降も23勝(16敗)、23勝(15勝)、23勝(14敗)と白星を重ね、4年連続最多勝のタイトルを受賞することになる。実に1950年以降で常に20勝以上を挙げ、投球回数はいずれも300回を越えている。1954年5月13日の対レッズ戦では、先頭打者HRを打たれた後、続く27人の打者を抑える1安打完投勝利も記録した。
1956年は19勝(18敗)に終わってしまうと、翌1957年はわずか10勝(22敗)に終わってしまった。その後も負け越すシーズンが続き、1961年に1勝10敗と大きく落ち込むとフィリーズから解雇されてしまった。1962年開幕前にはヤンキースのスプリングトレーニングに参加するが開幕直前で解雇され、オリオールズに拾われた。その年は10勝(9敗)を挙げている。
全盛期ほどの勢いはないが復調し、白星を挙げるロバーツ。1965年途中にアストロズへ移籍。翌1966年も途中にカブスへ移籍。あと少しと迫った通算300勝へ意地を見せた。1967年はマイナーで投げて、メジャー復帰を目指したが、その夢は叶わなかった。結果的に通算成績は286勝245敗、防御率3.41、2357奪三振で終わったのである。
ロバーツの投球における特徴は抜群のコントロールである。286勝を挙げながらも通算で与えた四球数は902個と非常に少ない。フィリーズとしてはロバーツが球団を去った1962年には背番号36番を永久欠番に指定。1976年には野球殿堂入りを果たしている。
【written by Kenji@webmaster】
獲得タイトル一覧
- 最多勝:4回(1952-NL~1955-NL)
- 最多奪三振:2回(1953-NL、1954-NL)
受賞アワード一覧
各年度別成績一覧
YEAR Team G GS CG SHO W L SV IP H SO BB R ER ERA ----------------------------------------------------------------------------- 1948 Phi 20 20 9 0 7 9 0 146.2 148 84 61 63 52 3.19 1949 Phi 43 31 11 3 15 15 4 226.2 229 95 75 101 93 3.69 1950 Phi 40 39 21 5 20 11 1 304.1 282 146 77 112 102 3.02 1951 Phi 44 39 22 6 21 15 2 315.0 284 127 64 115 106 3.03 1952 Phi 39 37 30 3 28 7 2 330.0 292 148 45 104 95 2.59 1953 Phi 44 41 33 5 23 16 2 346.2 324 198 61 119 106 2.75 1954 Phi 45 38 29 4 23 15 4 336.2 289 185 56 116 111 2.97 1955 Phi 41 38 26 1 23 14 3 305.0 292 160 53 137 111 3.28 1956 Phi 43 37 22 1 19 18 3 297.1 328 157 40 155 147 4.45 1957 Phi 39 32 14 2 10 22 2 249.2 246 128 43 122 113 4.07 1958 Phi 35 34 21 1 17 14 0 269.2 270 130 51 112 97 3.24 1959 Phi 35 35 19 2 15 17 0 257.1 267 137 35 137 122 4.27 1960 Phi 35 33 13 2 12 16 1 237.1 256 122 34 113 106 4.02 1961 Phi 26 18 2 0 1 10 0 117.0 154 54 23 85 76 5.85 1962 Bal 27 25 6 0 10 9 0 191.1 176 102 41 63 59 2.78 1963 Bal 35 35 9 2 14 13 0 251.1 230 124 40 100 93 3.33 1964 Bal 31 31 8 4 13 7 0 204.0 203 109 52 69 66 2.91 1965 Bal 20 15 5 1 5 7 0 114.2 110 63 20 51 43 3.37 1965 Hou 10 10 3 2 5 2 0 76.0 61 34 10 22 16 1.89 1966 Hou 13 12 1 1 3 5 1 63.2 79 26 10 31 27 3.82 1966 CHC 11 9 1 0 2 3 0 48.1 62 28 11 35 33 6.14 ----------------------------------------------------------------------------- Total 676 609 305 45 286 245 25 4688.2 4582 2357 902 1962 1774 3.41
キャリアハイライト一覧
- オールスター出場:7回(1950-NL~1956-NL)
- 殿堂入り:1976年(投票率86.86%)
- 永久欠番:#36(Philles)
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Tags :
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