- 2008-07-11 (金) 0:03
- MLB Players
#32 ロイ・ハラディ(Roy HALLADAY) | SP

- 1995年6月ドラフト・ブルージェイズ1位(全米17番目)
- 1977年5月14日生 右投右打 198センチ 102キロ
- コロラド州出身
過去3年間の成績
YEAR Team G GS CG SHO W L SV IP H SO BB R ER ERA ----------------------------------------------------------------------------- 2005 Tor 19 19 5 2 12 4 0 142.2 118 108 18 39 38 2.41 2006 Tor 32 32 4 0 16 5 0 220.0 208 132 34 82 78 3.19 2007 Tor 31 31 7 1 16 7 0 225.1 232 139 48 101 93 3.71 ----------------------------------------------------------------------------- Total 247 222 31 9 111 55 1 1561.2 1543 1081 381 700 630 3.63
選手の紹介文
ブルージェイズのエースとして揺るがない存在感を見せているロイ・ハラディ。大きな期待の重圧に押しつぶされる形で伸び悩んでいたのも昔の話で、眠れる獅子は完全に目を覚ました。サイヤング賞も受賞しており、リーグを代表する投手であることは誰もが認めている。打たせて取る投球が持ち味で球数が少なく、完投数も多いことで知られている。
1995年、ブルージェイズから1位指名(全米17番目)を受けてプロ入り。翌1996年は1Aでフルシーズン過ごし、15勝7敗、防御率2.73と素晴らしい成績を残した。そして、1997年は2Aと3Aの2つのクラスでプレーし、計9勝13敗をマークしている。
3Aで開幕を迎えた1998年、開幕からローテーションに入り安定したピッチングを披露。5月半ばからの約1ヶ月、右肩を痛めて投げられないことがあったが、7月20日の対シャーロット戦では1安打完封勝利を見せるなど、確実な成長の跡を見せた。3Aでは21試合に登板し、9勝7敗の防御率3.79という成績を残しており、この中でもホームでは4勝1敗の防御率2.86に対して、ロードでは5勝4敗の防御率4.50と成績が分かれた。
9月に入るとメジャーからお呼びがかかり、初めてのメジャー昇格。9月14日の対デビルレイズ戦に先発し、5回を投げ8安打3失点という内容でデビュー戦を終えたハラディだが、21歳と130日のメジャーデビューは、球団史上3番目に若い年齢でのメジャー昇格であり、初登板を先発として投げるというのも球団史上15人目の快挙である。そして圧巻だったのは2試合目の登板となる9月27日のタイガース戦である。最終回の2アウトまでノーヒッターに抑え、大記録直前と迫りながら、最後の打者になるはずだったボビー・ヒギンソンにソロHRを打たれてしまう。しかし、ハラディは投球数94球の1安打1失点という内容で、メジャー初勝利を完投で飾った。
1999年は、ブルペンで開幕を迎え、開幕早々に初セーブも記録している。シーズン途中に先発に移り、5月20日の対タイガース戦では、メジャー初完封も記録している。この年は、終盤に胸の筋肉を痛めてしまい、登板を回避することもあったが、36試合の登板(先発18試合)で、8勝7敗、防御率3.92という数字を残した。オフにはチームのエース格だったパット・ヘントゲンが移籍するなど、ハラディの飛躍への準備は整ったかのように思われた。
しかし、期待されて迎えた2000年、ふたを開けてみればハラディは大きな壁にぶち当たることとなってしまった。メジャーでは19試合の登板(先発13試合)で、4勝7敗の防御率10.64と全く振るわず、3A降格も経験。順調な成長曲線を描いてきたハラディにとってはつらい1年となってしまった。
このショックを翌2001年にも引き継いでしまい、スプリングトレーニングの不調から1Aに送られてしまう。精神的に苦しんだハラディはカウンセラーに相談するなど、もがきにもがき苦しんだ。約2ヶ月、1Aでリリーフを中心に調整したハラディは2A、3Aと着実にステップアップし、7月にようやくメジャー復帰を果たした。そして、17試合に登板(先発16試合)し、5勝3敗、防御率3.16という数字を残した。
そして迎えた2002年は、開幕から安定したピッチングを披露。特に6月7日の対ロッキーズ戦では、相手の本拠地クアーズフィールドで散発2安打の完封勝利をマーク。奇しくもコロラド州はハラディにとって生まれ故郷でもあった。オールスターゲームにも選出され、マウンドにも上がっている。19勝7敗、防御率2.93という成績を残したハラディ。シーズン19勝は、ブルージェイズにとって2000年のデビッド・ウェルズ(20勝)以来の最多勝である。
2003年、開幕時はなかなか白星に恵まれなかったが5月以降は破竹の勢いで勝ち続けた。5月の月間成績は6試合に登板して6勝をマーク。9月には4試合連続完投も記録するなど、抜群の安定感を見せた。結果、22勝7敗、防御率3.25、204奪三振という成績を残して、自身初となるサイヤング賞を受賞している。ブルージェイズとしては、パット・ヘントゲン(1996年)、ロジャー・クレメンスに次ぐ3人目の受賞となっている。
9月6日のタイガース戦では延長10回まで投げきっての完封勝利をマークしたハラディ。記録した22勝のうち、ロードゲームで挙げた白星は12勝を数える。ブルージェイズ史上、ロードで2桁勝利を記録しているのはジャック・モリス(1992年)、クレメンス(1997年)に次ぐものである。この飛躍を元に、4年間4200万ドルでの契約更新に合意している。
2004年は故障者リストに2度も名を連ねるなど、本来の投球が出来ず、8勝8敗、防御率4.20に終わった。翌2005年も、最初の19試合の登板で12勝4敗、防御率2.41と好調を維持していたが、試合中にケビン・メンチの打球を足に受けて骨折するアクシデントに見舞われてしまった。そのまま故障者リスト入りし、ハラディのシーズンは終わってしまった。
2006年、開幕前に自身の契約に3年間4000万ドルを上乗せし、オプションを含め2010年までブルージェイズのユニフォームを着続ける可能性が高まった。開幕から好調を維持し、終わってみれば16勝5敗、防御率3.19という好成績を残した。防御率はリーグ2位という安定感である。
2007年、自身5度目の開幕投手として開幕を迎えた。ブルージェイズとして開幕投手5回は、デーブ・スティーブの4回を塗り替える球団記録となった。4月13日のタイガース戦では延長10回を完投したが、これはハラディ自身2度目の記録である。通算100勝も達成したこの年、16勝5敗、防御率3.19という成績を残している。
2008年、6年連続開幕投手となったハラディ。開幕戦ではワン・チェンミンの前に勝利できなかったが、続くジョシュ・ベケットとの投げ合いでシーズン初勝利を納めている。また、6月30日の対マリナーズ戦では延長10回完投をマーク。すでに通算完封数は10試合を数え、現役投手の中ではマーク・マルダーに並ぶ記録である。
<written by Kenji@webmaster>
各年度別成績一覧
YEAR Team G GS CG SHO W L SV IP H SO BB R ER ERA ----------------------------------------------------------------------------- 1998 Tor 2 2 1 0 1 0 0 14.0 9 13 2 4 3 1.93 1999 Tor 36 18 1 1 8 7 1 149.1 156 82 79 76 65 3.92 2000 Tor 19 13 0 0 4 7 0 68.2 107 44 42 87 80 10.64 2001 Tor 17 16 1 1 5 3 0 105.1 97 96 25 41 37 3.16 2002 Tor 34 34 2 1 19 7 0 239.1 223 168 62 93 78 2.93 2003 Tor 36 36 9 2 22 7 0 266.0 253 204 32 111 96 3.25 2004 Tor 21 21 1 1 8 8 0 133.0 140 95 39 66 62 4.20 2005 Tor 19 19 5 2 12 4 0 142.2 118 108 18 39 38 2.41 2006 Tor 32 32 4 0 16 5 0 220.0 208 132 34 82 78 3.19 2007 Tor 31 31 7 1 16 7 0 225.1 232 139 48 101 93 3.71 ----------------------------------------------------------------------------- Total 247 222 31 9 111 55 1 1561.2 1543 1081 381 700 630 3.63
受賞タイトル一覧
- サイヤング賞1回(2003)
- 最多勝1回(2003)
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