- 2008-07-22 (火) 0:06
- MLB Players
#6 ライアン・ハワード | 1B

- 2001年6月ドラフト・フィリーズ5位
- 1979年11月19日生 左投左打 193センチ 113キロ
- ミズーリ州出身
過去3年間の成績
YEAR Team G AB R H 2B 3B HR RBI SO BB SB OBP SLG AVG ------------------------------------------------------------------------------ 2005 Phi 88 312 52 90 17 2 22 63 100 33 0 .356 .567 .288 2006 Phi 159 581 104 182 25 1 58 149 181 108 0 .425 .659 .313 2007 Phi 144 529 94 142 26 0 47 136 199 107 1 .392 .584 .268 ------------------------------------------------------------------------------ Total 410 1461 255 425 73 3 129 353 493 250 1 .397 .610 .291
選手の紹介文
驚異的な長打力で、一躍メジャーリーグを代表する打者として認められることになったライアン・ハワード。代役としてメジャー出場した年にわずか半分の出場機会で新人王を受賞すると、翌年には本塁打王と打点王を獲得し、さらにMVPまでおまけがついてくるほどの打棒を発揮した。若い選手の台頭が目立つフィリーズの中で、ハワードのリーダーシップは光っている。
ミズーリ州に生まれたハワードはカージナルスの本拠地ブッシュスタジアムの近くで生まれ育ったこともあり、カージナルスファンとして育った。憧れはオジー・スミスやウイリー・マギーであり、後のハワードとはタイプが異なっている点が興味深い。元々長打力には定評があり、大学時代にはドラフト1位指名が確実視されていたが、タイミングが悪く極度の不振に陥った。学校の記録となる74三振を喫するほどのスランプだったという。
結果として指名されたは全米140番目と遅く、フィリーズからの5巡目というものであった。即フィリーズと契約したハワードはルーキーリーグに参加し、プロキャリアをスタートさせたのである。その長打力でハワード自身の評価を高めることに時間はかからなかった。
2003年、1Aでフルシーズンを過ごし、130試合の出場で打率.304、23HR、82打点という好成績を残してMVPに輝いた。あと7打点挙げていれば三冠王になるところだった。さらに翌2004年は2Aで開幕を迎え、終盤には3Aへの昇格に加え、メジャーにも19試合だけ昇格している。2Aでは102試合の出場で、打率.297、37HR、102打点という猛打でMVP受賞。3Aでも9HR、29打点を記録しており、この年はマイナーでは通算46HR、131打点を記録したことになる。
メジャー定着も時間の問題と思われたが、ハワードの守るファーストにはジム・トーミがいた。トーミはフィリーズと2003年に6年間8500万ドルという大型契約を交わしたばかりで、さらには4年連続40HRを記録するほどの猛打を誇っていた。よって、ハワードにはファースト以外のポジションを守る必要があり、オフの期間にはハワードは外野手としての経験を積もうとしたが、思うような結果は得られなかったという。
2005年は3Aで開幕を迎えることとなったが、当初から移籍の噂があった。ハワード代理人からは出場機会を求めての移籍志願があれば、他球団からの獲得打診もあった。しかし、5月に入ってトーミの故障者リスト入りに従ってハワードがメジャー昇格。このときは結果を残せずに、トーミの復帰に伴ってマイナーへ降格した。
7月に入って再度メジャー昇格を果たしたハワード。トーミが右肘手術でシーズン中の復帰が消えるとハワードの打棒が一気に爆発した。7月は5HRに19打点、8月は5HRに16打点、さらに9月は10HRに22打点という驚異的な当たりで存在感を見せつけた。結果、88試合の出場で打率.288、22HR、63打点という数字を残し、新人王のタイトルを獲得。オフにはトーミをホワイトソックスに移籍したこともあり、フィリーズのファーストはハワードのものとなった。
2006年、ハワードにとって真価が問われる1年となるはずが、終わってみれば159試合の出場で打率.313、58HR、149打点という桁違いの成績を残し、MVPを受賞した。新人王の翌年にMVPを受賞するというのはカル・リプケン以来の快挙でもある。HR数はフィリーズの球団記録であるマイク・シュミットの48HRを大きく上回るものであり、フィラデルフィアの球団としてはかつてのアスレティックスのジミー・フォックス(1932年)に並ぶ記録でもある。オールスターゲームにも初選出されたが、試合前のHR競争で優勝している。
2007年は左膝を痛めた影響で故障者リスト入りも経験。復帰後には通算100HRをメジャー最短となる325試合で達成。シーズン最初の出遅れが響いたが、144試合の出場で打率.268、47HR、136打点という成績を残している。注目すべきは三振の多さであり、アダム・ダンのメジャー記録(2004年/195三振)を塗り替える199三振を喫している。なお、チームはシーズン終盤の大逆転劇で地区優勝を果たし、チームメイトのジミー・ロリンズがMVPを受賞している。
2008年は開幕前の年俸調停でハワード側が認められ、1000万ドルを手にした。開幕後はスランプに陥り、期待通りの成績は残してないが、長打力は健在。チームメイトにもロリンズ、チェース・アトリー、パット・バールらがおり、このメンバーでフィリーズとしては1980年以来となる世界一を目指す。
<written by Kenji@webmaster>
各年度別成績一覧
YEAR Team G AB R H 2B 3B HR RBI SO BB SB OBP SLG AVG ------------------------------------------------------------------------------ 2004 Phi 19 39 5 11 5 0 2 5 13 2 0 .333 .564 .282 2005 Phi 88 312 52 90 17 2 22 63 100 33 0 .356 .567 .288 2006 Phi 159 581 104 182 25 1 58 149 181 108 0 .425 .659 .313 2007 Phi 144 529 94 142 26 0 47 136 199 107 1 .392 .584 .268 ------------------------------------------------------------------------------ Total 410 1461 255 425 73 3 129 353 493 250 1 .397 .610 .291
受賞タイトル一覧
- MVP1回(2006)
- 新人王(2005)
- 本塁打王1回(2006)
- 打点王1回(2006)
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