Home > MLB Players > Scott ROLEN(スコット・ローレン)

Scott ROLEN(スコット・ローレン)

Toronto BLUE JAYS

#33 スコット・ローレン(Scott ROLEN) | 3B

スコット・ローレン

  • 1993年6月ドラフト・フィリーズ2位
  • 1975年4月4日生 右投右打 193センチ 95キロ
  • インディアナ州出身

過去3年間の成績

 YEAR Team    G   AB    R    H  2B  3B  HR  RBI   SO   BB   SB   OBP  SLG   AVG
 ------------------------------------------------------------------------------
 2005  StL   56  196   28   46  12   1   5   28   28   25    1  .323 .383  .235
 2006  StL  142  521   94  154  48   1  22   95   69   56    7  .369 .518  .296
 2007  StL  112  392   55  104  24   2   8   58   56   37    5  .331 .398  .265
 ------------------------------------------------------------------------------
 Total     1505 5498  954 1558 380  32 261 1012 1097  718  104  .372 .507  .283

選手の紹介文
ブルージェイズで怪我からの再起を図るローレン。メジャーリーグを代表するサードベースマンのスコット・ローレン。怪我なくプレーすれば、ゴールドグラブ賞受賞は間違いないと言われ、メジャーリーグ史上でも指折りの守備を見せる。怪我に苦しむシーズンが続いているが、かつては勝負強い打撃も見せており、一日も早い完全復活が待たれるところである。

高校時代から野球とバスケットボールで高い評価を受けていたローレン。特にバスケットボールでは幾つかの大学から奨学生としてのオファーがあるなど、身体能力は一目置かれていた。1993年のドラフトでフィリーズから2位指名を受けてプロ入りすることになった。指名後にルーキーリーグでプレーし、打率.313と非凡なところを見せている。

1994年は2Aスプルタンバーグでフルシーズン過ごした。138試合の出場で、打率.294、14HR、72打点という数字を残した。かつてのフィリーズの名選手であり、殿堂入りも果たしているマイク・シュミットと同じサードを守っていることもあり、ローレンと比較されることが多く、マイナー時代から「シュミット2世」と言われるほどのフィリーズ期待の有望株であった。

1995年は左手有効骨の手術でシーズンに出遅れるが、復帰後は1Aから2Aまで昇格した。翌1996年は2Aリーディングで開幕を迎えると、自らの誕生日(4月4日)に行われた開幕戦でHRを打つ幸先のいいスタートを切ったローレン。結局、2Aでは61試合に出場し、打率.361、9HR、42打点と文句なしの成績を残した。6月には3Aスクラントンへ昇格し、そのままこの年の8月に入って、メジャーリーグからお呼びがかかったのである。

8月1日の対カージナルス戦で、スタメンとしてメジャーデビューを飾ったローレン。メジャーの壁に苦しみながらも結果を徐々に出しつつあった。8月21日の対ドジャース戦では野茂英雄から、メジャー初ホームランを含む1試合2HRを記録。しかし、9月7日の対カブス戦でスティーブ・トラクセルから死球を受けて骨折し、戦線離脱してしまう。思わぬ怪我でシーズンを終えることになったローレンだが、ちょうど打数が130打数であり、ギリギリで来季へ新人王の望みをつなぐ結果となった(新人王受賞資格は野手の場合、前年まで通算130打数以下でなければならないという条件があるため)。

満を持して臨んだ1997年シーズンは156試合に出場し、打率.283、21HR、92打点を記録し、文句なしの成績で新人王を受賞。フィリーズの選手としては1964年のディック・アレン以来の新人王となる。ナショナルリーグで、22歳以下の選手で90打点以上を記録するのは1984年のダリル・ストロベリー以来の快挙でもある。さらにHRと打点に関してはフィリーズの新人記録(1972年のグレッグ・ルジンスキーによる18HR、72打点)を塗り替えるものである。

マイク・シュミットの後継者といわれていた頃のローレン。1998年は160試合の出場で、打率.290、31HR、110打点に120得点、45本の2塁打をマーク。フィリーズ史上、最年少でのシーズン100打点を記録したことになる。さらに1シーズンで30HR、100打点、100得点、40本の2塁打を同時に達成したのはチャック・クライン(1929、1930、1932年)以来、2人目の快挙である。さらにこの年、ゴールドグラブを初受賞。フィリーズとしてもシュミット以来の受賞となるなど、早くも一流選手としての階段を昇り始めた。

1999年はシーズン後半に腰を痛めてしまい、終盤1ヶ月を棒に振ってしまった。その中で112試合の出場で、打率.268、26HR、77打点をマーク。翌2000年も前年の怪我の影響で満足いくシーズンは過ごせなかったが、128試合の出場に終わり、打率.298、26HR、89打点と非凡な数字を残している。さらに2年ぶり2度目のゴールドグラブ賞を受賞している。

2001年、開幕から好調なチームの中でローレンのバットは湿っていた。4月が終わった段階で、打率.205と大スランプに陥っており、さらに監督のラリー・ボーワとの不和も伝えられるなど、苦しい時期だった。オールスターが始まる前までに打率.278に戻すのが精一杯だった。

後半戦に入り徐々に成績を上げていき、地区優勝が指定席になっていたブレーブスをシーズン終盤まで大いに苦しめた。特に9月17日の対ブレーブス直接対決第1試合に、キャリア9度目の1試合2HRを記録し、怪我をする前の1998年以来となるシーズン100打点を達成している(結局ブレーブスに振り切られ、ポストシーズンに進出することはできなかった)。この年は打率.289、25HR、107打点を記録している。

オフになると、翌2002年限りでFAとなることもあり、フィリーズとしてはローレンとの長期契約を模索していた。まだ26歳と若いローレンに10年間1億4000万ドルの大型契約を提示したという話もあったが、断ったそうである。そのため、2002年がローレンにとってフィリーズ最後のシーズンになることが現実味を帯びてきた。

カージナルスでは世界一を経験した。その2002年、7月29日にカージナルスへの交換トレードでの移籍が決まった。移籍前のフィリーズでは100試合の出場で、打率.259、17HR、66打点を記録し、移籍後のカージナルスでは55試合の出場で打率.278、14HR、44打点という数字を残している。オールスターゲームに出場したのはこの年が初めてで、シルバースラッガー賞も初受賞している。初めてポストシーズンも経験し、ディビジョンシリーズではランディ・ジョンソンからHRも放ったが、試合中に左肩を痛めるアクシデントで、リーグチャンピオンシップシリーズでは出場機会がなくチームも敗れてしまった。

ローレンはカージナルスと2003年から8年間9000万ドルで契約延長に合意している。その2003年は154試合に出場し、打率.286、28HR、104打点をマーク。リーグ2位タイとなる49本の2塁打を記録し、長打数(78本)もリーグ5位にライクインする活躍を見せた。オールスターゲームにも2年連続で選出され、ゴールドグラブ賞は4年連続5度目の受賞を果たしている。

2004年、開幕から打点を重ねていくローレンは142試合の出場で、打率.314、34HR、124打点といずれもキャリアハイとなる数字を残し、MVP投票でも4位にランクインするほどの活躍を見せた。チームメイトのアルバート・プホルスジム・エドモンズと30HRトリオを形成し、3人合わせて「MV3」とも呼ばれ、カージナルス地区優勝に大きく貢献した。リーグチャンピオンシップシリーズ(対アストロズ)の第7戦で、ローレンは値千金の2ランHRを放ち、リーグ優勝に導いた。しかし、ワールドシリーズではレッドソックスの前に完敗している。

2005年は試合中の接触プレーで左肩を痛めてしまい、2度の故障者リスト入りでわずか56試合にしか出場できなかった。翌2006年は開幕戦で満塁HRを放ち、復活をアピール。142試合に出場し、打率.296、22HR、95打点という成績を残した。チームトップとなる48本の2塁打を放っている。チームもリーグ優勝を果たし、ワールドシリーズ(対タイガース)では19打数8安打と大当たりし、念願の世界一の座に輝いている。

2007年は怪我に苦しんだシーズンとなった。肩を痛めながらもサードの守備では万全ぶりを見せたローレンだが、シーズン出場は8月まででその後は手術に踏み切り、シーズンを終えた。オフにはトロイ・グロスとの交換でブルージェイズの移籍が決まった。カージナルス放出にはトニー・ラルーサ監督との確執があったとも言われている。

ブルージェイズへ移籍した2008年、開幕前に右手中指を骨折するアクシデントで出遅れ。満足できるシーズンは送れておらず、怪我との戦いが続いている。ローレンは球場外では読書を愛する物静かな好青年というイメージだが、死球をぶつけられた投手に対し翌日ロッカールームに殴り込みをかけたという逸話も持っている。しかし、両親が共に教師であり、後に兄も姉も教師になる家庭に育ったこともあり、実際は非常に物静かな好青年である。

<written by Kenji@webmaster>

各年度別成績一覧

 YEAR Team    G   AB    R    H  2B  3B  HR  RBI   SO   BB   SB   OBP  SLG   AVG
 ------------------------------------------------------------------------------
 1996  Phi   37  130   10   33   7   0   4   18   27   13    0  .322 .400  .254
 1997  Phi  156  561   93  159  35   3  21   92  138   76   16  .377 .469  .283
 1998  Phi  160  601  120  174  45   4  31  110  141   93   14  .391 .532  .290
 1999  Phi  112  421   74  113  28   1  26   77  114   67   12  .368 .525  .268
 2000  Phi  128  483   88  144  32   6  26   89   99   51    8  .370 .551  .298
 2001  Phi  151  554   96  160  39   1  25  107  127   74   16  .378 .498  .289
 2002  Phi  100  375   52   97  21   4  17   66   68   52    5  .358 .472  .259
 2002  StL   55  205   37   57   8   4  14   44   34   20    3  .354 .561  .278
 2003  StL  154  559   98  160  49   1  28  104  104   82   13  .382 .528  .286
 2004  StL  142  500  109  157  32   4  34  124   92   72    4  .409 .598  .314
 2005  StL   56  196   28   46  12   1   5   28   28   25    1  .323 .383  .235
 2006  StL  142  521   94  154  48   1  22   95   69   56    7  .369 .518  .296
 2007  StL  112  392   55  104  24   2   8   58   56   37    5  .331 .398  .265
 ------------------------------------------------------------------------------
 Total     1505 5498  954 1558 380  32 261 1012 1097  718  104  .372 .507  .283

受賞タイトル一覧

  • 新人王(1997)
  • ゴールドグラブ賞7回(1998,2000~04,06)
  • シルバースラッガー賞1回(2002)

Comments:0

Comment Form
Remember personal info

Trackback:0

TrackBack URL for this entry
http://circlechange.com/players/scott-rolen/trackback
Listed below are links to weblogs that reference
Scott ROLEN(スコット・ローレン) from Circle Change

Home > MLB Players > Scott ROLEN(スコット・ローレン)

ナショナルリーグ・球団情報
アトランタ・ブレーブス(Atlanta BRAVES) フロリダ・マーリンズ(Florida MARLINS) ニューヨーク・メッツ(New York METS) フィラデルフィア・フィリーズ(Philadelphia PHILLIES) ワシントン・ナショナルズ(Washington NATIONALS) シカゴ・カブス(Chicago CUBS) シンシナティ・レッズ(Cincinnati REDS) ヒューストン・アストロズ(Houston ASTROS) ミルウォーキー・ブリュワーズ(Milwaukee BREWERS) ピッツバーグ・パイレーツ(Pittsburgh PIRATES) セントルイス・カージナルス(St.Louis CARDINALS) アリゾナ・ダイヤモンドバックス(Arizona DIAMONDBACKS) コロラド・ロッキーズ(Colorado ROCKIES) ロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles DODGERS) サンディエゴ・パドレス(San Diego PADRES) サンフランシスコ・ジャイアンツ(San Francisco GIANTS)
アメリカンリーグ・球団情報
ボルチモア・オリオールズ(Baltimore ORIOLES) ボストン・レッドソックス(Boston RED SOX) ニューヨーク・ヤンキース(New York YANKEES) タンパベイ・レイズ(Tampa Bay RAYS) トロント・ブルージェイズ(Toronto BLUE JAYS) シカゴ・ホワイトソックス(Chicago WHITE SOX) クリーブランド・インディアンズ(Cleveland INDIANS) デトロイト・タイガース(Detroit TIGERS) カンザスシティ・ロイヤルズ(Kansas City ROYALS) ミネソタ・ツインズ(Minnesota TWINS) ロサンゼルス・エンゼルス(Los Angeles ANGELS) オークランド・アスレティックス(Oakland ATHLETICS) シアトル・マリナーズ(Seattle MARINERS) テキサス・レンジャーズ(Texas RANGERS)
カレンダー
« 2008 年 11 月 »
M T W T F S S
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
Amazon.co.jp
タグクラウド