- 2009-02-04 (水) 0:05
- MLB Players
#15 ティム・ハドソン(Tim HUDSON) | SP

- 1997年6月ドラフト・アスレティックス6位(全米185番目)
- 1975年7月14日生 右投右打 183センチ 73キロ
- ジョージア州出身
過去3年間の成績
YEAR Team G GS CG SHO W L SV IP H SO BB R ER ERA ----------------------------------------------------------------------------- 2006 Atl 35 35 2 1 13 12 0 218.1 235 141 79 129 118 4.86 2007 Atl 34 34 1 1 16 10 0 224.1 221 132 53 87 83 3.33 2008 Atl 23 22 1 1 11 7 0 142.0 125 85 40 53 50 3.17 ----------------------------------------------------------------------------- Total 304 303 22 11 146 77 0 2017.1 1909 1372 619 857 781 3.48
選手の紹介文
メジャーデビューから一貫して2桁勝利を続けているティム・ハドソン。183センチとメジャーリーガーとしてはさほど大柄ではないが、140キロの速球に加え、スライダー、シンカー、チェンジアップを武器に打たせて取る投球が身上である。2008年途中に離脱し、右肘手術したこともあり、戦線復帰は2009年後半戦になる。
ジョージア州に生まれたハドソンは、高校時代には12勝1敗の防御率1.78と素晴らしい成績を残すが、体格からそれほどの期待をされている選手ではなかった。高校卒業時にはアスレティックスから35位指名(全米961番目)を受けたがこのときは拒否し、地元の大学への進学を決めている。大学に入ってからは投手兼指名打者として投打に大活躍。
大学4年時にオーバーン大学へ編入が決まると、そこで投手兼指名打者兼センターとフル回転。投げては15勝2敗、防御率2.97、165奪三振、打っては打率.396、18HR、95打点という大車輪の活躍で評価を高めた。1997年ドラフトで再びアスレティックスから6位指名(全米185番目)を受けて、プロ入りを決めている。
指名されたその年、1Aソーオレゴンで早速8試合に登板。28回2/3を投げて、37個の三振を奪う活躍を見せて、3勝1敗の防御率2.51という成績を残した。翌1998年は1Aモデストで開幕を迎えるが、8試合に登板し、4勝無敗の防御率1.67を記録し、2Aハンツビルへ昇格。2Aでは22試合の登板で10勝9敗という数字を残している。
1999年は開幕こそ2Aだったが、3試合に登板して3連勝。その間わずかに1失点という格の違いを見せて、3Aバンクーバーへ昇格。3Aでは8試合に登板し、4勝0敗の防御率2.20を記録。しかも49イニングを投げ、61三振の三振を奪っている。そして、メジャーからお呼びがかかったのである。
初めてメジャーのマウンドにあがったのは6月8日の対パドレス戦のことで、いきなり5回までで11個もの三振を奪う好投。この年は新人でありながら、ランディ・ジョンソンやペドロ・マルチネスなどの一流投手と対戦し、ともに投げ勝ち、そのまま先発ローテーションの座を確実にした。この年は21試合に先発し、11勝2敗の防御率3.23という記録を残し、チームのエース格にのし上がっている。
こうして迎えた2000年は2年目のジンクスなどは感じさせないピッチングを見せ続けた。シーズン最終戦に先発したハドソンは、見事に勝利投手になり、この勝利でチームは8年ぶりの地区優勝を飾ると共に、ハドソン自身も20勝を達成。アスレティックスの投手で20勝投手というのは、ボブ・ウェルチ、デーブ・スチュワートに次ぐ10年ぶりのことであり、デビッド・ウェルズと分け合う形で最多勝というタイトルも手にした。
特にこの年は4月終わりから7月頭まで9連勝をマーク。チーム敗戦後に9試合の登板を果たしたが、その中で8勝をマークし、チームに貢献。さらにサイヤング賞の投票ではマルチネスに次ぐ投票を集め、その地位を確実なものとしている。
2001年はチームの開幕投手に選ばれ、マリナーズの新人であるイチローのメジャーデビューの対戦相手となり、3打数無安打に抑える。低めを丹念につき、同じ腕の振りから繰り出されるシンカー、スライダー、チェンジアップで打者を狂わせた。結局、18勝9敗、防御率3.37という好成績でシーズンを終える。
2001年のディビジョンシリーズ(対ヤンキース)、第2戦に先発したハドソンは5回まで2塁を踏ませない1安打無失点と快投。結局、8回まで投げ6安打無失点に抑え、最終回はジェイソン・イズリングハウゼンにつなぐという勝ちパターンに持ち込んだ。2連勝2連敗で迎えた第5戦、先発マーク・マルダーが打ち込まれるとハドソンが中3日で急遽登板するもヤンキースの勢いに飲み込まれた。結局、ハドソンは2年続けてディビジョンシリーズでシーズンを終えることになってしまった。
オフには主力打者が移籍ということがあったが、チーム内にはマルダー(21勝)、バリー・ジート(17勝)という若手両左腕の台頭が目立った。ハドソンを加えた3人はアスレティックスの誇るビッグスリーとして若いチームの象徴となったのである。
2002年、34試合に先発し、15勝9敗、防御率2.98という好成績を残した。勝敗の付かなかった10試合のうち、8試合は勝利投手の権利を持って降板しており、後続の投手が打たれたもの。ブルペン投手次第ではシーズン20勝も夢ではなかったのである。そんな抜群の安定感を見せるハドソンもポストシーズンでは打ち込まれ、ディビジョンシリーズ(対ツインズ)を勝ち抜くことは出来なかった。
2003年も34試合の先発で16勝7敗、防御率2.70をマーク。デビューから5年連続2桁勝利となったが、これはアスレティックス史上、キャットフィッシュ・ハンター(1968~74年)、デーブ・スチュワート(1987~92年)、ヴァイダ・ブルー(1973~77年)、ボブ・ウェルチ(1988~92年)に次ぐ5人目の快挙であった。この時点の通算成績は80勝33敗と勝率は.708と7割を超えた。この勝率は50勝以上を記録している歴代投手の中で、史上3位にランクするものである。
2004年、故障者リスト入りもあり、27試合の先発に留まるが12勝6敗という数字を残している。この年のハドソンの投球回数は188回2/3だったが、打たれたHRはわずかに8本だった。これは9イニング換算では0.38本しかHRを打たれない計算となり、ハドソンの投球が存分に発揮されたことになる。オフにはチーム方針からブレーブスへの移籍が決定。同じタイミングでマルダーもカージナルスへ移籍することとなり、ビッグスリーは解散することとなった。
2005年の開幕前、移籍先のブレーブスと4年間4700万ドルで契約延長に合意したハドソン。移籍デビュー戦となった4月7日のマーリンズ戦ではAJ・バーネットと投げ合い、5回1失点に抑え、自らもタイムリーを放ち、白星をマーク。4月18日のアストロズ戦ではロジャー・クレメンスとの投げ合いで9回まで無失点に抑える快投を見せた(試合は延長12回まで持つこれたこともあり、白星は付かなかった)。
シーズン途中に故障者リスト入りもあったハドソンだが、8月6日のカージナルス戦で通算100勝目を達成。202試合目の登板での100勝達成は、1970年以降に限れば、ドワイト・グッデン(173試合)、マイク・ムシーナ(178試合)、クレメンス(182試合)、トム・シーバー(186試合)、アンディ・ペティット(196試合)に次ぐ史上6人目となる最短記録である。この年は14勝9敗、防御率3.52という数字でシーズンを終えたのである。
2006年は先発ローテーションを守り通し、35試合に先発したが、13勝12敗、防御率4.86と安定感を欠いた。6月半ばからは4連敗を喫するなど、ハドソンらしくない投球は続くこともあった。とはいえ、投球回数が3年ぶりに200回を越える(218回1/3)など、チームの信頼が揺らいでいないことを示している。
2007年、34試合に先発し、16勝10敗、防御率3.33と好成績を残した。6月後半から9連勝を記録するなど、負けないハドソンの投球が見られた。翌2008年も7月までの段階で11勝を挙げていたが、右肘に痛みを訴えて離脱。8月早々に右肘手術を決行し、復帰は2009年後半と言われている。これによりデビューから続いていた連続シーズン2桁勝利は10年で途切れることになりそうだ。
【written by Kenji@webmaster】
獲得タイトル一覧
- 最多勝:1回(2000-AL)
受賞アワード一覧
各年度別成績一覧
YEAR Team G GS CG SHO W L SV IP H SO BB R ER ERA ----------------------------------------------------------------------------- 1999 Oak 21 21 1 0 11 2 0 136.1 121 132 62 56 49 3.24 2000 Oak 32 32 2 2 20 6 0 202.1 169 169 82 100 93 4.14 2001 Oak 35 35 3 0 18 9 0 235.0 216 181 71 100 88 3.37 2002 Oak 34 34 4 2 15 9 0 238.1 237 152 62 87 79 2.98 2003 Oak 34 34 3 2 16 7 0 240.0 197 162 61 84 72 2.70 2004 Oak 27 27 3 2 12 6 0 189.2 194 103 44 82 74 3.53 2005 Atl 29 29 2 0 14 9 0 192.0 194 115 65 79 75 3.52 2006 Atl 35 35 2 1 13 12 0 218.1 235 141 79 129 118 4.86 2007 Atl 34 34 1 1 16 10 0 224.1 221 132 53 87 83 3.33 2008 Atl 23 22 1 1 11 7 0 142.0 125 85 40 53 50 3.17 ----------------------------------------------------------------------------- Total 304 303 22 11 146 77 0 2017.1 1909 1372 619 857 781 3.48
キャリアハイライト一覧
- オールスター出場:2回(2000-AL、2004-AL)
-
Tags :
- Newer: Mike HAMPTON(マイク・ハンプトン)
- Older: Bartolo COLON(バートロ・コロン)
Comments:0
Trackback:0
- TrackBack URL for this entry
- http://circlechange.com/players/tim-hudson/trackback
- Listed below are links to weblogs that reference
- Tim HUDSON(ティム・ハドソン) from Circle Change



本サイト管理人がコミッショナーを務めるファンタジーベースボールリーグの紹介。メジャーリーグの新しい楽しみ方として定着したこのリーグも2009年で早くも6年目を迎えます。拡大に拡大を重ねて、毎年のように生まれる新しいドラマ。現在、公式サイトを準備中です。