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Tim HUDSON(ティム・ハドソン)

Atlanta BRAVES

#15 ティム・ハドソン(Tim HUDSON) | SP

ティム・ハドソン

  • 1997年6月ドラフト・アスレティックス6位(全米185番目)
  • 1975年7月14日生 右投右打 183センチ 73キロ
  • ジョージア州出身

過去3年間の成績

 YEAR Team    G  GS  CG SHO   W   L  SV     IP    H   SO   BB    R   ER    ERA
 -----------------------------------------------------------------------------
 2006  Atl   35  35   2   1  13  12   0  218.1  235  141   79  129  118   4.86
 2007  Atl   34  34   1   1  16  10   0  224.1  221  132   53   87   83   3.33
 2008  Atl   23  22   1   1  11   7   0  142.0  125   85   40   53   50   3.17
 -----------------------------------------------------------------------------
 Total      304 303  22  11 146  77   0 2017.1 1909 1372  619  857  781   3.48

選手の紹介文
ブレーブスにとっては1日も早いハドソンの復帰が待たれる。メジャーデビューから一貫して2桁勝利を続けているティム・ハドソン。183センチとメジャーリーガーとしてはさほど大柄ではないが、140キロの速球に加え、スライダー、シンカー、チェンジアップを武器に打たせて取る投球が身上である。2008年途中に離脱し、右肘手術したこともあり、戦線復帰は2009年後半戦になる。

ジョージア州に生まれたハドソンは、高校時代には12勝1敗の防御率1.78と素晴らしい成績を残すが、体格からそれほどの期待をされている選手ではなかった。高校卒業時にはアスレティックスから35位指名(全米961番目)を受けたがこのときは拒否し、地元の大学への進学を決めている。大学に入ってからは投手兼指名打者として投打に大活躍。

大学4年時にオーバーン大学へ編入が決まると、そこで投手兼指名打者兼センターとフル回転。投げては15勝2敗、防御率2.97、165奪三振、打っては打率.396、18HR、95打点という大車輪の活躍で評価を高めた。1997年ドラフトで再びアスレティックスから6位指名(全米185番目)を受けて、プロ入りを決めている。

指名されたその年、1Aソーオレゴンで早速8試合に登板。28回2/3を投げて、37個の三振を奪う活躍を見せて、3勝1敗の防御率2.51という成績を残した。翌1998年は1Aモデストで開幕を迎えるが、8試合に登板し、4勝無敗の防御率1.67を記録し、2Aハンツビルへ昇格。2Aでは22試合の登板で10勝9敗という数字を残している。

1999年は開幕こそ2Aだったが、3試合に登板して3連勝。その間わずかに1失点という格の違いを見せて、3Aバンクーバーへ昇格。3Aでは8試合に登板し、4勝0敗の防御率2.20を記録。しかも49イニングを投げ、61三振の三振を奪っている。そして、メジャーからお呼びがかかったのである。

初めてメジャーのマウンドにあがったのは6月8日の対パドレス戦のことで、いきなり5回までで11個もの三振を奪う好投。この年は新人でありながら、ランディ・ジョンソンペドロ・マルチネスなどの一流投手と対戦し、ともに投げ勝ち、そのまま先発ローテーションの座を確実にした。この年は21試合に先発し、11勝2敗の防御率3.23という記録を残し、チームのエース格にのし上がっている。

こうして迎えた2000年は2年目のジンクスなどは感じさせないピッチングを見せ続けた。シーズン最終戦に先発したハドソンは、見事に勝利投手になり、この勝利でチームは8年ぶりの地区優勝を飾ると共に、ハドソン自身も20勝を達成。アスレティックスの投手で20勝投手というのは、ボブ・ウェルチ、デーブ・スチュワートに次ぐ10年ぶりのことであり、デビッド・ウェルズと分け合う形で最多勝というタイトルも手にした。

特にこの年は4月終わりから7月頭まで9連勝をマーク。チーム敗戦後に9試合の登板を果たしたが、その中で8勝をマークし、チームに貢献。さらにサイヤング賞の投票ではマルチネスに次ぐ投票を集め、その地位を確実なものとしている。

プロ入り前は打者としても高い能力を見せた。2001年はチームの開幕投手に選ばれ、マリナーズの新人であるイチローのメジャーデビューの対戦相手となり、3打数無安打に抑える。低めを丹念につき、同じ腕の振りから繰り出されるシンカー、スライダー、チェンジアップで打者を狂わせた。結局、18勝9敗、防御率3.37という好成績でシーズンを終える。

2001年のディビジョンシリーズ(対ヤンキース)、第2戦に先発したハドソンは5回まで2塁を踏ませない1安打無失点と快投。結局、8回まで投げ6安打無失点に抑え、最終回はジェイソン・イズリングハウゼンにつなぐという勝ちパターンに持ち込んだ。2連勝2連敗で迎えた第5戦、先発マーク・マルダーが打ち込まれるとハドソンが中3日で急遽登板するもヤンキースの勢いに飲み込まれた。結局、ハドソンは2年続けてディビジョンシリーズでシーズンを終えることになってしまった。

オフには主力打者が移籍ということがあったが、チーム内にはマルダー(21勝)、バリー・ジート(17勝)という若手両左腕の台頭が目立った。ハドソンを加えた3人はアスレティックスの誇るビッグスリーとして若いチームの象徴となったのである。

2002年、34試合に先発し、15勝9敗、防御率2.98という好成績を残した。勝敗の付かなかった10試合のうち、8試合は勝利投手の権利を持って降板しており、後続の投手が打たれたもの。ブルペン投手次第ではシーズン20勝も夢ではなかったのである。そんな抜群の安定感を見せるハドソンもポストシーズンでは打ち込まれ、ディビジョンシリーズ(対ツインズ)を勝ち抜くことは出来なかった。

2003年も34試合の先発で16勝7敗、防御率2.70をマーク。デビューから5年連続2桁勝利となったが、これはアスレティックス史上、キャットフィッシュ・ハンター(1968~74年)、デーブ・スチュワート(1987~92年)、ヴァイダ・ブルー(1973~77年)、ボブ・ウェルチ(1988~92年)に次ぐ5人目の快挙であった。この時点の通算成績は80勝33敗と勝率は.708と7割を超えた。この勝率は50勝以上を記録している歴代投手の中で、史上3位にランクするものである。

2004年、故障者リスト入りもあり、27試合の先発に留まるが12勝6敗という数字を残している。この年のハドソンの投球回数は188回2/3だったが、打たれたHRはわずかに8本だった。これは9イニング換算では0.38本しかHRを打たれない計算となり、ハドソンの投球が存分に発揮されたことになる。オフにはチーム方針からブレーブスへの移籍が決定。同じタイミングでマルダーもカージナルスへ移籍することとなり、ビッグスリーは解散することとなった。

2005年の開幕前、移籍先のブレーブスと4年間4700万ドルで契約延長に合意したハドソン。移籍デビュー戦となった4月7日のマーリンズ戦ではAJ・バーネットと投げ合い、5回1失点に抑え、自らもタイムリーを放ち、白星をマーク。4月18日のアストロズ戦ではロジャー・クレメンスとの投げ合いで9回まで無失点に抑える快投を見せた(試合は延長12回まで持つこれたこともあり、白星は付かなかった)。

毎年、安定した数字を残しているハドソン。シーズン途中に故障者リスト入りもあったハドソンだが、8月6日のカージナルス戦で通算100勝目を達成。202試合目の登板での100勝達成は、1970年以降に限れば、ドワイト・グッデン(173試合)、マイク・ムシーナ(178試合)、クレメンス(182試合)、トム・シーバー(186試合)、アンディ・ペティット(196試合)に次ぐ史上6人目となる最短記録である。この年は14勝9敗、防御率3.52という数字でシーズンを終えたのである。

2006年は先発ローテーションを守り通し、35試合に先発したが、13勝12敗、防御率4.86と安定感を欠いた。6月半ばからは4連敗を喫するなど、ハドソンらしくない投球は続くこともあった。とはいえ、投球回数が3年ぶりに200回を越える(218回1/3)など、チームの信頼が揺らいでいないことを示している。

2007年、34試合に先発し、16勝10敗、防御率3.33と好成績を残した。6月後半から9連勝を記録するなど、負けないハドソンの投球が見られた。翌2008年も7月までの段階で11勝を挙げていたが、右肘に痛みを訴えて離脱。8月早々に右肘手術を決行し、復帰は2009年後半と言われている。これによりデビューから続いていた連続シーズン2桁勝利は10年で途切れることになりそうだ。

【written by Kenji@webmaster】

獲得タイトル一覧

  • 最多勝:1回(2000-AL)

受賞アワード一覧

各年度別成績一覧

 YEAR Team    G  GS  CG SHO   W   L  SV     IP    H   SO   BB    R   ER    ERA
 -----------------------------------------------------------------------------
 1999  Oak   21  21   1   0  11   2   0  136.1  121  132   62   56   49   3.24
 2000  Oak   32  32   2   2  20   6   0  202.1  169  169   82  100   93   4.14
 2001  Oak   35  35   3   0  18   9   0  235.0  216  181   71  100   88   3.37
 2002  Oak   34  34   4   2  15   9   0  238.1  237  152   62   87   79   2.98
 2003  Oak   34  34   3   2  16   7   0  240.0  197  162   61   84   72   2.70
 2004  Oak   27  27   3   2  12   6   0  189.2  194  103   44   82   74   3.53
 2005  Atl   29  29   2   0  14   9   0  192.0  194  115   65   79   75   3.52
 2006  Atl   35  35   2   1  13  12   0  218.1  235  141   79  129  118   4.86
 2007  Atl   34  34   1   1  16  10   0  224.1  221  132   53   87   83   3.33
 2008  Atl   23  22   1   1  11   7   0  142.0  125   85   40   53   50   3.17
 -----------------------------------------------------------------------------
 Total      304 303  22  11 146  77   0 2017.1 1909 1372  619  857  781   3.48

キャリアハイライト一覧

  • オールスター出場:2回(2000-AL、2004-AL)

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