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Todd HELTON(トッド・ヘルトン)

Colorado ROCKIES

#17 トッド・ヘルトン(Todd HELTON) | 1B

トッド・ヘルトン

  • 1995年6月ドラフト・ロッキーズ1位(全米8番目)
  • 1973年8月20日生 左投左打 188センチ 93キロ
  • テネシー州出身

過去3年間の成績

 YEAR Team    G   AB    R    H  2B  3B  HR  RBI   SO   BB   SB   OBP  SLG   AVG
 ------------------------------------------------------------------------------
 2006  Col  145  546   94  165  40   5  15   81   64   91    3  .404 .476  .302
 2007  Col  154  557   86  178  42   2  17   91   74  116    0  .434 .494  .320
 2008  Col   83  299   39   79  16   0   7   29   50   61    0  .391 .388  .264
 ------------------------------------------------------------------------------
 Total     1661 5962 1143 1957 471  31 310 1116  810 1041   36  .428 .574  .328

選手の紹介文
若くしてロッキーズの顔となったヘルトン。1990年代後半からの強打ロッキーズの中核を担ったトッド・ヘルトン。1998年から10年連続打率3割以上を記録したバットマンである。全盛期にはHR数も多く、シーズン打点数も100点を越えるほどのパワーも見せていた。華々しい成績を残していながらポストシーズンとは縁がなかったが、2007年にして初めてワールドシリーズの舞台に立つことが出来た。

テネシー州で生まれたヘルトンは高校卒業時にパドレスから2位指名を受けるが、地元の大学へ進学の道を選んだ。大学進学後はファーストを守る一方で、時にはマウンドに上がることもあった。大学3年時には打っては打率.407、20HR、92打点をマーク、投げては8勝2敗12セーブ、防御率1.66と素晴らしい才能を発揮。そして、1995年のドラフトでロッキーズから1位指名(全米8番目)を受けて晴れてプロ入りする。

指名されたその年は1Aでわずか54試合の出場で、打率.254、1HR、15打点と苦しんだが、翌1996年は2Aと3Aの2つのクラスで共に3割半ばの打率を残す。しかし、当時のヘルトンの評価は、「センスはあるが、ファーストを守る選手としてはパワー不足」であった。3Aで開幕を迎えた1997年、打率.352、16HR、88打点という数字を残し、7月末にはメジャーからお呼びがかかった。8月2日のパイレーツ戦において5番レフトで先発したのがヘルトンのメジャーデビューであったが、このデビュー戦で1HR含む4打数2安打を記録する。そして、ヘルトンは翌日の試合でもHRを放ち、前年の「パワー不足」という評価を覆す。

ロッキーズにはアンドレス・ガララーガという不動のファーストがいたが、この年のオフ、ガララーガとのオプションを破棄し、ヘルトンをファーストとして起用することを決める。チームとしては大きな賭けとなった1998年だったが、その中でヘルトンは152試合に出場し、打率.315、25HR、97打点を記録し、チームの期待に見事に応えた。

1999年も打率.320、35HR、113打点という記録を残し、2年目のジンクスたるものは全く感じさせなかった。強いて言えば、本拠地クアーズフィールドで残す打率に比べて、敵地での打率が低いことだったが、当時25歳だったヘルトンにとって課題の克服は時間の問題と思われた。すでに実績を残しているラリー・ウォーカーと共に、2人はロッキーズ打線の中心となっていくのである。

2000年はヘルトンにとって大きな飛躍の年になった。アメリカンリーグではノマー・ガルシアパーラ、ナショナルリーグではヘルトンが驚異的な打率を保ち、テッド・ウイリアムス以来の打率4割かと騒がれる。結局、打率.372、42HR、147打点でシーズンを終えたが、打率と打点という2つのタイトルも獲得。HRと打点の両立はよくあることだが、首位打者と他のタイトルを取ったのは、『最後の三冠王』カール・ヤストレムスキー(1967年)の三冠達成以来の快挙である。1998年、1999年にも打率は3割を超えていたのだが、「球場のおかげ」とあまり注目されなかったのも事実であった。しかし、2000年は敵地での打撃成績も上がり、実力を証明した。

メジャー史上初の2年連続100長打を記録。2001年、開幕直後に2003年からの9年間1億4150万ドルで契約合意したヘルトン。チームもマイク・ハンプトンやダニー・ネーグルらの加入などで、開幕前の予想では優勝も狙えると周囲の評価が良かったのだが、早々と脱落し気がつけば最下位に転落していた。来季に向けてのトレードを考えだした球団に対し、ヘルトンが不満をもらす場面も見られた。しかし、チームの低迷とは関係なくウォーカーとヘルトンは好成績を残している。

156試合に出場し、打率.336、49HR、146打点という圧倒的な数字を挙げた。シーズン49HRは1997年のウォーカーと並ぶ球団タイ記録である。この年は54本の2塁打、2本の2塁打と合わせて105本の長打を記録。昨年の103長打(2塁打59本、3塁打2本、HR42本)についで、2年連続での100長打となったが、過去2回の100長打を達成した選手はルー・ゲーリッグチャック・クラインといるが、2年連続はヘルトンが初となる。オールスターにファン投票でも選出されたが、ファーストとしてのゴールドグラブ賞も初受賞している。

2002年は背中を痛めていたことも影響したのか、前年より落としたが打率.329、30HR、109打点という数字はチームの主砲としては十分である。オールスターにも出場し、ゴールドグラブ賞とシルバースラッガー賞を同時に受賞している。翌2003年はアルバート・プホルスと激しい首位打者争いを演じ、僅差でタイトルを逃した。その中で打率.358、33HR、117打点という数字を残している。

2004年、154試合の出場で打率.347、32HR、96打点をマーク。この年も首位打者争いでバリー・ボンズに次ぐリーグ2位に終わっている。連続シーズン100打点は5年で途切れてしまったが、6年連続30HRは球団新記録でもある。オールスター出場も5年を数えるなど、リーグを代表する顔でもあった。

2005年は自身初の故障者リスト入りを経験したこともあり、打率.320、20HR、79打点とパワー面でそれまでのヘルトンらしさがなかった。しかし、45本の2塁打を記録している。翌2006年も開幕直後は好調だったが、怪我にも苦しみ結果としては打率.302、15HR、81打点に終わっている。レッドソックスへの移籍話もあったが、ロッキーズに残留することとなった。

ポストシーズンでプレーしたのは2007年の1年のみ。2007年、154試合に出場し、打率.320、17HR、91打点という成績を残したヘルトン。40本の2塁打を放ったが、10年連続でシーズン35本の2塁打を記録したのはメジャー史上初の快挙となった。ロッキーズは終盤の猛反撃でワイルドカードとしてポストシーズンへと進出。球団史上初のリーグ優勝を果たし、ワールドシリーズの舞台にも立った。結果はレッドソックスの前にあっさりと敗れている(ポストシーズン通算での成績は打率.220だった)。

2008年は故障でわずか83試合にしか出場できず、レギュラー定着から続けていた連続シーズン打率3割がついに途切れてしまった。オフには手術に踏み切るなど、完全復活への道は茨の道である。ロッキーズとしては長期契約をまだ残していることもあり、1日も早い復活が待たれるところである。

【written by Kenji@webmaster】

獲得タイトル一覧

  • 首位打者:1回(2000-NL)
  • 打点王:1回(2000-NL)

受賞アワード一覧

  • ハンクアーロン賞:1回(2000-NL)
  • ゴールドグラブ賞:3回(2001-NL、2002-NL、2004-NL)
  • シルバースラッガー賞:4回(2000-NL~2003-NL)

各年度別成績一覧

 YEAR Team    G   AB    R    H  2B  3B  HR  RBI   SO   BB   SB   OBP  SLG   AVG
 ------------------------------------------------------------------------------
 1997  Col   35   93   13   26   2   1   5   11   11    8    0  .337 .484  .280
 1998  Col  152  530   78  167  37   1  25   98   54   53    3  .380 .530  .315
 1999  Col  159  578  114  185  39   5  35  113   77   68    7  .395 .587  .320
 2000  Col  160  580  138  216  59   2  42  147   61  103    5  .463 .698  .372
 2001  Col  159  587  132  197  54   2  49  146  104   98    7  .432 .685  .336
 2002  Col  156  553  107  182  39   4  30  109   91   99    5  .429 .577  .329
 2003  Col  160  583  135  209  49   5  33  117   72  111    0  .458 .630  .358
 2004  Col  154  547  115  190  49   2  32   96   72  127    3  .469 .620  .347
 2005  Col  144  509   92  163  45   2  20   79   80  106    3  .445 .534  .320
 2006  Col  145  546   94  165  40   5  15   81   64   91    3  .404 .476  .302
 2007  Col  154  557   86  178  42   2  17   91   74  116    0  .434 .494  .320
 2008  Col   83  299   39   79  16   0   7   29   50   61    0  .391 .388  .264
 ------------------------------------------------------------------------------
 Total     1661 5962 1143 1957 471  31 310 1116  810 1041   36  .428 .574  .328

キャリアハイライト一覧

  • オールスター出場:5回(2000-NL~2004-NL)

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