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Tommy LASORDA(トミー・ラソーダ)

Major League Baseball

#2 トミー・ラソーダ(Tommy LASORDA) | Mgr

トミー・ラソーダ

  • 1945年・フィリーズと契約
  • 1927年9月22日生 左投左打 178センチ 79キロ
  • ペンシルベニア州出身

選手の紹介文
ドジャースの愛すべき存在だったラソーダ。「俺の体にはドジャーブルーの血が流れている」という名言を語ったトミー・ラソーダ。選手生活は0勝4敗の左腕投手だったが、ドジャース監督を20年間も務め、数多くの名選手の活躍をサポートした。ユーモア溢れるキャラクターは多くのファンに愛され、引退後もオリンピック代表の指揮を務めるなど精力的に動いている。

ペンシルベニア州に生まれたラソーダはイタリア系の両親の元に育ったという。高校卒業後の1945年にフィリーズと契約。左腕投手としてプロキャリアをスタートするが、1946年と1947年は兵役で戦線を離れた。1948年にマイナーリーグでマウンドに戻ってくると、6月1日の試合で延長15回を投げきって25奪三振という快投を見せた。大記録を作った続く2試合の登板でも15奪三振、13奪三振をそれぞれ記録している。

1949年以降はドジャース傘下に移り、マイナーリーグで経験を重ねることになる。ドジャースのマイナーのトップリーグであるモントリオールに昇格したのは1950年からのことである。1953年には17勝(8敗)を挙げて、リーグの最多勝投手となった。1954年8月にブルックリンに本拠を構えていたドジャースに昇格を果たしたのである。

ドジャースでのメジャー生活は2シーズンのみで、計8試合に登板するのみで勝敗は付いていない。1956年からはカンザスシティに本拠を移していたアスレティックスへと移籍し、ここでは18試合に登板し、0勝4敗1セーブという数字を残している。その後ヤンキースへ移籍するも登板機会はなかった。この時点でまだ28歳と若かったが、ラソーダのメジャーリーグでの登板はこの年限りとなった。

1957年からは再びドジャース傘下のモントリオールへ復帰。1958年にはマイナーで18勝(6敗)を挙げて最多勝となるもメジャーからは声がかからなかった。結局、モントリオールには1950~54年、1958~60年と在籍して通算成績は98勝49敗というものである。この間、ドジャースはロサンゼルスに移転しており、選手としてラソーダはマウンドに立っていない。

1961年からはドジャースのスカウトに転じ、1965年からはドジャース傘下のマイナーチームの監督となった。マイナーリーグからスタートするも徐々にランクを上げていき、最後は3A監督になるまで昇格した。1972年までマイナーでの監督を務めるが、5度の優勝に加え、2位を2回、3位を1回、勝率が5割を切ったのはわずかに1回と勝負強い面を見せたのである。

1973年からドジャースの3塁コーチに昇格し、監督であるウォルター・オルストンの補佐を務めた。1976年のシーズン終盤、残り4試合を残したところでオルストンが監督を退任。それもあり、その代役がラソーダに求められたのである。当時のドジャースはスティーブ・ガービー、デービー・ロペス、ビル・ラッセル、ロン・セイなどマイナー時代を知る選手が大半を占めていた。

1977年、シーズン98勝(勝率.605)を挙げて地区優勝を果たすと、リーグチャンピオンシップシリーズ(対フィリーズ)を退けてリーグ優勝に導いた。ヤンキースとの対戦となったワールドシリーズはレジー・ジャクソンの3打席連続HRなどもあり。2勝4敗で敗れた。翌1978年もシーズン95勝(勝率.586)で2年連続のリーグ優勝を決めている(ワールドシリーズではヤンキースの前に敗れている)。

オールスターで飛んできたバットに当たり倒れたところ。1981年はストライキにより前後期の変則シーズンとなった。フェルナンド・バレンズエラの台頭があり、ドジャースは勝ち進むとディビジョンシリーズ(対アストロズ)、リーグチャンピオンシップシリーズ(対エクスポズ)を制し、ワールドシリーズではヤンキースと3度対戦。いきなり2連敗したドジャースだが、第3戦にバレンズエラが完投勝利で流れを引き寄せるとそこから4連勝で逆転。ラソーダにとっては初めての世界一となった。

その後、1983年、1985年と地区優勝を果たすがいずれもチャンピオンシップシリーズで敗退。1988年、オーレル・ハーシハイザーの大車輪の活躍で地区優勝を果たした。リーグチャンピオンシップシリーズでははメッツを4勝3敗で振り切ると、ワールドシリーズではアスレティックスと対戦。戦前の予想はアスレティックスの圧倒的有利だったが、第1戦で怪我を押して代打として登場したカーク・ギブソンが逆転サヨナラHRを放ち、流れはドジャースに傾いた。第2戦と第5戦にハーシハイザーが投げて2勝する活躍で、ドジャースは世界一の座を手にしたのである。

しばらくは優勝に縁のないシーズンが続くが、1994年、1995年と地区優勝(1994年はストライキで中断)を果たすもポストシーズンは勝ち抜けなかった。そして1996年を最後に健康上の理由から監督勇退が決まったのである。ドジャースの監督は20年もの長い間務めたことになり、通算成績は1599勝1439敗となる。1997年には野球殿堂入りを決め、背番号2番もドジャースの永久欠番に指定されている。

その後もドジャースのフロントに残り、後進の指導に当たった。ラソーダは監督在任中に9人の新人王を輩出している。1979年から1982年におけるリック・ストクリフ、ステーブ・ハウ、バレンズエラ、ステーゥブ・サックスの4人と、1992年から1996年のエリック・キャロスマイク・ピアザラウル・モンデシー野茂英雄、トッド・ホランズワーストの5人と指導力には定評がある。

2000年にはシドニーオリンピックのアメリカ代表の監督を務め、宿敵キューバを倒し、金メダルを獲得する積極的な采配を見せた。2001年はオールスターゲームの3塁コーチに登場。ブラディミール・ゲレーロの折れたバットがラソーダを襲い、ラソーダが倒れ込んでしまった。培ってきた存在感が周囲に笑いを誘ったのである。

【written by Kenji@webmaster】

獲得タイトル一覧

受賞アワード一覧

  • 最優秀監督賞:2回(1983-NL、1988-NL)

各年度別成績一覧

 YEAR Team    G  GS  CG SHO   W   L  SV     IP    H   SO   BB    R   ER    ERA
 -----------------------------------------------------------------------------
 1954  Bro    4   0   0   0   0   0   0    9.0    8    5    5    5    5   5.00
 1955  Bro    4   1   0   0   0   0   0    4.0    5    4    6    6    6  13.50
 1956  KCA   18   5   0   0   0   4   1   45.1   40   28   45   38   31   6.15
 -----------------------------------------------------------------------------
 Total       26   6   0   0   0   4   1   58.1   53   37   56   49   42   6.48

キャリアハイライト一覧

  • 世界一経験:2回(1981-LAD、1988-LAD)
  • 殿堂入り:1997年(ベテランズ委員会)
  • 永久欠番:#2(Dodgers)

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