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Troy PERCIVAL(トロイ・パーシバル)

Tampa Bay RAYS

#40 トロイ・パーシバル | RP

トロイ・パーシバル

  • 1990年6月ドラフト・エンゼルス6位
  • 1969年8月9日生 右投右打 190センチ 90キロ
  • カリフォルニア州出身

過去3年間の成績

 YEAR Team    G  GS  CG SHO   W   L  SV     IP    H   SO   BB    R   ER    ERA
 -----------------------------------------------------------------------------
 2004  Ana   52   0   0   0   2   3  33   50.2   43   33   19   19   16   2.90
 2005  Det   26   0   0   0   1   3   8   25.0   19   20   11   16   16   5.76
 2007  StL   34   1   0   0   1   0   0   40.0   20   33   13   14   13   1.80
 -----------------------------------------------------------------------------
 Total      639   1   0   0  31  41 324  652.2  432  733  277  243  224   3.11

選手の紹介文
タンパの地でクローザー復活を果たしたパーシバル。一時は現役引退を宣言しながらも復帰を果たし、レイズのクローザーを務めるトロイ・パーシバル。かつては2002年のエンゼルス世界一に貢献する強力なクローザーだったが、好調レイズのクローザーとして全盛期の勢いを取り戻している。投球スタイルとしてはかつてのように160キロを超える剛速球でねじ伏せるということはないが、チェンジアップを効果的に使い、レイズの勝利に貢献している。

試合の最後を締めくくる投手のことをクローザー、ストッパーと呼ぶのと同様に『ファイアマン』と呼ぶことがある。これはもちろん火消しという意味に例えられているのだが、パーシバルの父はまさに消防局に勤める本物のファイアマンだった。その父がコーチを務める少年野球チームで、幼き日からパーシバルは『ファイアマン』として試合の最後にマウンドに登つこともよくあった。

とはいえ高校時代は投手ではなく捕手として野球をプレーしていた。1990年のドラフトでエンゼルスに6位で指名されたのも捕手としての評価だった。しかしマイナー時代のその持ち前の強肩をより生かすために、投手への転向を進められる。ちなみに指名されたその年は捕手として29試合に出場している(打率.203)。

本格的に投手となった1991年は、1Aボイジーで28試合に登板し、2勝0敗12セーブという記録をマークしている。その後は持ち前の強肩を生かし、徐々に実力を身につけていき、メジャーへの階段を着実に昇っていった。1994年には3Aバンクーバーで2勝6敗15セーブを記録している。

そして1995年、パーシバルはメジャーの開幕ロースターに名を連ねた。新人パーシバルは62試合に登板し3勝2敗3セーブ、防御率1.95という素晴らしい数字を残した。この年の新人王投票では、マーティ・コルドバ、ギャレット・アンダーソンアンディ・ペティットに次ぐ4位という評価を受けた。投球回数74イニングに対し、奪三振数が94個というのは、9イニング換算で11.4個という多さである。シーズン終盤(9月12日~10月1日)で投げた6試合、計9イニングで17奪三振を記録する末恐ろしさも見せた。

パーシバルの力投が報われた2002年。1996年は開幕からクローザーに定着。開幕からパーシバルの強気のピッチングが良い方向に出て、最初の15試合の登板で11セーブを記録。時には2イニング以上も投げるタフさも披露した。結局、62試合に登板し、0勝2敗36セーブ、防御率2.31をマーク。前年と同じ投球回数でありながら奪三振数を100個の大台に乗せた。オールスターにも初めて選出され、1イニング投げている。

1997年、開幕してまもなく肩の痛みにおそわれ、約1ヶ月半も故障者リスト入りするが、シーズンが終わってみれば、55試合に登板し5勝5敗27セーブ、防御率3.46を記録している。9イニング換算の奪三振数が11.78個(投球回数52イニング、72奪三振)を記録するなど、相変わらずのパーシバルらしさが前面に出た。

メジャー4年目となる1998年はキャリア最多の42セーブをマーク。これは球団史上2位の記録(1位は1991年、ブライアン・ハーベイの46セーブ)である。負け数(7敗)こそ多かったが、通算100セーブもマークするなど、パーシバルにとって区切りのシーズンとなった。2度目のオールスター出場を果たし、2個の三振を奪っている。

1999年はシーズン終盤こそ肩の痛みもありセーブ失敗が目立ったが、前半戦の活躍は見事なものだった。結局、4勝6敗31セーブという成績を残している。キャリア最小タイの22四球に抑えたのは見事だが、キャリア最多の9本の被本塁打が目立った。しかし、エンゼルスのクローザーでシーズン30セーブを3度経験したのはこのパーシバルが初めてである。

2000年、夏場の8月に故障者リスト入りし、その間クローザーの座を長谷川滋利に譲ったが、終わってみれば54試合の登板で、5勝5敗32セーブを挙げた。誰もが認めるエンゼルスのクローザーではあるが、防御率が4.50と年々悪くなっていくのが、周囲の気がかりでもあった。もっともこの年は若いトロイ・グラウスの台頭もあり、打線が大爆発。30HRカルテットまで誕生したが、地区3位に終わったのは、10勝投手が長谷川だけという投手陣の責任といわれても仕方のないところである。

迫力ある投球フォームで世界一の名誉を手にした。2001年、開幕前にモー・ボーンの戦線離脱が決まるなど、不安要素を持ったままでシーズン開幕。低迷する打線に対し、エンゼルスの投手陣は好調をキープ。前年と逆のパターンになってしまった。パーシバルも57試合の登板で4勝2敗39セーブ、防御率2.65をマーク。メジャーデビュー時の勢いが戻ってきたが、チームは地区3位に終わっている。シーズン終了後、エンゼルスはパーシバルとのオプションを行使し、525万ドルで2002年の契約を結んだ。

2002年は58試合に登板し、4勝1敗40セーブをマークしたパーシバル。自身2度目のシーズン40セーブを記録し、通算セーブ数も250個の大台に乗せた。通算での登板試合数も、球団記録であるチャック・フィンリーの436試合を越えて、球団最多となっている。ワイルドカードとしてポストシーズン進出を果たすと、セットアッパーとして台頭したフランシスコ・ロドリゲスとのコンビでブルペン陣を強力に守った。ポストシーズンを勝ち抜き、エンゼルス11試合の中でパーシバルは7セーブを挙げる活躍で、球団初となる世界一に大きく貢献した。

2003年、故障者リスト入りもある中で52試合に登板し、0勝5敗33セーブをマーク。翌2004年も52試合の登板の中で、2勝3敗33セーブという成績を残し、7年連続30セーブを達成した。7月28日の対レンジャーズ戦ではメジャー史上18人目となる通算300セーブを記録している。オフになると、球団の緊縮財政の方針からパーシバルはFAとなり、エンゼルスのユニフォームを脱ぐこととなった。そして、タイガースと契約することとなった。

2005年、タイガースの一員として開幕を迎えるが、右腕の痛みに苦しみ、離脱と復帰を繰り返した。結果、この年はわずか26試合の登板で1勝3敗8セーブという成績に終わっている。翌2006年はタイガースの故障者リストで過ごすこととなり、マウンドに立たずシーズンを終えた。タイガースはこの年、リーグ優勝を果たしたわけだが、パーシバルは裏方に回り、差し入れするなどでチームに貢献した。

2007年、正式に引退を決意し、古巣エンゼルスの巡回投手コーチとして契約を交わした。1日だけ選手契約を交わし、引退セレモニーを行ったものの、腕の痛みが引いていることに気づいたパーシバルはすぐに現役引退を撤回。6月後半にはカージナルスと契約。34試合に登板し、防御率1.80と安定感ある成績を残した。当時のカージナルスには、エンゼルスでチームメイトだったデビッド・エクスタインジム・エドモンズらがおり、プレーする環境には恵まれていた。

2008年、再度FAとなったパーシバルはレイズと2年間800万ドルで契約合意。レイズの監督であるジョー・マドンは、かつてエンゼルスで投手コーチを務めていたこともあり、パーシバルにとっては非常に意味ある選択だった。マドンは早くもパーシバルをクローザーに指名。チームへの貢献はセーブ数だけでなく、若い投手へのリーダー的な役割も求められている。

<written by Kenji@webmaster>

各年度別成績一覧

 YEAR Team    G  GS  CG SHO   W   L  SV     IP    H   SO   BB    R   ER    ERA
 -----------------------------------------------------------------------------
 1995  Ana   62   0   0   0   3   2   3   74.0   37   94   26   19   16   1.95
 1996  Ana   62   0   0   0   0   2  36   74.0   38  100   31   20   19   2.31
 1997  Ana   55   0   0   0   5   5  27   52.0   40   72   22   20   20   3.46
 1998  Ana   67   0   0   0   2   7  42   67.2   45   87   37   31   27   3.65
 1999  Ana   60   0   0   0   4   6  31   57.0   38   58   22   24   24   3.79
 2000  Ana   54   0   0   0   5   5  32   50.0   42   49   30   27   25   4.50
 2001  Ana   57   0   0   0   4   2  39   58.2   39   71   18   19   17   2.65
 2002  Ana   58   0   0   0   4   1  40   56.1   38   68   25   12   12   1.92
 2003  Ana   52   0   0   0   0   5  33   49.1   33   48   23   22   19   3.47
 2004  Ana   52   0   0   0   2   3  33   50.2   43   33   19   19   16   2.90
 2005  Det   26   0   0   0   1   3   8   25.0   19   20   11   16   16   5.76
 2007  StL   34   1   0   0   1   0   0   40.0   20   33   13   14   13   1.80
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 Total      639   1   0   0  31  41 324  652.2  432  733  277  243  224   3.11

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