- 2008-07-24 (木) 0:10
- MLB Players
#10 バーノン・ウェルズ(Vernon WELLS) | CF

- 1997年6月ドラフト・ブルージェイズ1位(全米5番目)
- 1978年12月8日生 右投右打 185センチ 98キロ
- ルイジアナ州出身
過去3年間の成績
YEAR Team G AB R H 2B 3B HR RBI SO BB SB OBP SLG AVG ------------------------------------------------------------------------------ 2005 Tor 156 620 78 167 30 3 28 97 86 47 8 .320 .463 .269 2006 Tor 154 611 91 185 40 5 32 106 90 54 17 .357 .542 .303 2007 Tor 149 584 85 143 36 4 16 80 89 49 10 .304 .402 .245 ------------------------------------------------------------------------------ Total 970 3823 563 1076 236 23 157 581 546 279 63 .331 .478 .281
選手の紹介文
高い潜在能力を持ち、ブルージェイズを代表する選手であるバーノン・ウェルズ。打撃面では不安定な要素もあるが、ゴールドグラブ賞を受賞するほどの守備でチームへの貢献度は高い。2007年開幕前に7年間1億2600万ドルという契約延長に合意しており、妥協は許されない状況にいる。更なる飛躍が求められている。
高校時代に野球とフットボールで高い才能を見せたウェルズは、1997年のドラフトでブルージェイズから1位指名(全米5番目)を受けた。契約したその年、ルーキーリーグで66試合に出場し、打率.307、10HR、31打点と非凡さを見せた。翌1998年には1Aハーゲストンでフルシーズンプレー。134試合に出場し、打率.285、11HR、65打点をマーク。
1999年、開幕を1Aダナディンで迎えたウェルズ。70試合に出場し、打率.343、11HR、43打点と好成績を残し、6月末には2Aノックスビルへ昇格。2Aでも26試合の出場で、打率.340、3HR、17打点で7月末には3Aシラキュースへ昇格。3Aでもレベルの違いを感じさせず、33試合に出場し、打率.310、4HR、21打点を記録した。
そして、8月30日に初めてメジャーからお呼びがかかる。マイナーでの3つのクラスでは合わせて、打率.334、18HR、81打点というものである。メジャーデビュー戦こそ3打数無安打に終わったが、2試合目のツインズ戦ではエリック・ミルトンから初ヒットとなる2塁打を放っている。メジャー初ホームランは、オルランド・ヘルナンデスから打った。メジャーでは24試合に出場し、打率.261、1HR、8打点だったが、守備面では抜群の安定感を見せるなど、その将来性は高く評価された。
2000年こそメジャー定着が期待されたが、シーズンの大半を3Aで過ごすこととなった。当時のブルージェイズは外野にラウル・モンデシー、シャノン・スチュワート、ホゼ・クルーズと3人おり、指名打者にはブラッド・フルマーがいる。その状態を突き破るのは若いウェルズにとっては非常に難しかった。2001年もメジャーと3Aを半々という状態で苦しむ形に終わっている。
2002年、フルマーの移籍から外野のポジションも一つ空き、ウェルズに活躍場所が与えられた。この年は159試合に出場し、打率.275、23HR、100打点と成績を残した。球団史上4000本目となる記念HRも放つなど、ウェルズにとっては飛躍の1年となった。前年までにメジャー130打数以上を経験しており、新人王の資格はなかったが、資格が残っていれば新人王になる可能性もあった(この年の新人王はチームメイトのエリック・ヒンスキーが受賞している)。
2003年、ウェルズは161試合に出場し、打率.317、33HR、117打点をマーク。安打数も215本を記録し、2塁打の数も49本(リーグ1位)を数えるほどの好成績を残した。シーズン215安打はトニー・フェルナンデス(1986年/213安打)の記録を塗り替える球団記録でもある。初めてのオールスター出場も果たし、MVP投票では8位につけるなど、眠れる獅子はついに目を覚ましたのである。
2004年、故障者リスト入りも経験。結果は134試合の出場で、打率.272、23HR、67打点という内容で前年より落としたが、これはカルロス・デルガドの離脱の影響があると思われる。注目すべきはリーグトップとなる守備率.997という安定感であり、ウェルズは初めてとなるゴールドグラブ賞を受賞。リーグを代表する外野手として認められたのである。翌2005年も打率.269、28HR、97打点という打撃成績に終わるが、守備面では2年連続でのゴールドグラブ賞を受賞している。
2006年、開幕当初は打撃不振に苦しんだが、尻上がりに調子を上げていき、終わってみれば154試合の出場で、打率.303、32HR、106打点という成績を残した。5月30日の対レッドソックス戦ではキャリア初となる1試合3HRも記録(うち2本は先発のジョシュ・ベケットから記録)。7月20日の対ヤンキース戦では、延長11回の末にマリアーノ・リベラからサヨナラHRを放つ離れ業も見せつけた。5年連続20HR以上を記録したわけだが、5度の20HR以上となるとブルージェイズ史上、デルガド(9回)、ジョー・カーター(7回)、ジョージ・ベル(6回)に次ぐ記録となっている。
2007年開幕前、7年間1億2600万ドルという契約延長に合意したウェルズ。シーズン早々に痛めた肩の影響もあり、極度の不振に陥り、打率.245、16HR、80打点という成績に終わってしまう。前年まで継続受賞していたゴールドグラブ賞の受賞も逃した。翌2008年も左手首骨折のアクシデントに見舞われ、シーズンの大半を棒に振ることになってしまった。1日も早い復活が待たれる。
<written by Kenji@webmaster>
各年度別成績一覧
YEAR Team G AB R H 2B 3B HR RBI SO BB SB OBP SLG AVG ------------------------------------------------------------------------------ 1999 Tor 24 88 8 23 5 0 1 8 18 4 1 .293 .352 .261 2000 Tor 3 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .000 .000 .000 2001 Tor 30 96 14 30 8 0 1 6 15 5 5 .350 .427 .313 2002 Tor 159 608 87 167 34 4 23 100 85 27 9 .305 .457 .275 2003 Tor 161 678 118 215 49 5 33 117 80 42 4 .359 .550 .317 2004 Tor 134 536 82 146 34 2 23 67 83 51 9 .337 .472 .272 2005 Tor 156 620 78 167 30 3 28 97 86 47 8 .320 .463 .269 2006 Tor 154 611 91 185 40 5 32 106 90 54 17 .357 .542 .303 2007 Tor 149 584 85 143 36 4 16 80 89 49 10 .304 .402 .245 ------------------------------------------------------------------------------ Total 970 3823 563 1076 236 23 157 581 546 279 63 .331 .478 .281
受賞タイトル一覧
- ゴールドグラブ賞3回(2004~06)
- シルバースラッガー賞1回(2003)
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