- 2008-06-16 (月) 0:23
- MLB Players
#34 デビッド・オルティス(David ORTIZ) | DH

- 1992年11月・マリナーズと契約
- 1975年11月18日生 左投左打 193センチ 104キロ
- ドミニカ共和国出身
過去3年間の成績
YEAR Team G AB R H 2B 3B HR RBI SO BB SB OBP SLG AVG ------------------------------------------------------------------------------ 2005 Bos 159 601 119 180 40 1 47 148 124 102 1 .397 .604 .300 2006 Bos 151 558 115 160 29 2 54 137 117 119 1 .413 .636 .287 2007 Bos 149 549 116 182 52 1 35 117 103 111 3 .445 .621 .332 ------------------------------------------------------------------------------ Total 1192 4215 738 1219 315 12 266 880 899 651 9 .384 .559 .289
選手の紹介文
メジャーリーグを代表するほどの勝負強い打撃を見せるデビッド・オルティス。レッドソックスの主砲として揺るがない存在感を見せ、大柄な肉体と怖面の風貌を持つものの、実は柔和な性格で誰からも愛されるオルティスは親しみを込めて「BIG Papi」と呼ばれている。
ドミニカ共和国に生まれたオルティスは高校卒業後の1992年にマリナーズと契約。マリナーズ傘下にてプロ生活をスタートさせた。1995年にはルーキーリーグで打率.332をマークし、リーグトップの18本の2塁打を放つなど、その才能の片鱗を垣間見せている。翌1996年は1Aへ昇格し、打率.322、18HR、93打点を記録する一方、ファーストの守備でも高い評価を受けた。そして、その年のオフにツインズ傘下への移籍が決まった。
1997年は1Aで開幕を迎えるが、開幕から打撃が絶好調。2A、3Aと快調に階段を昇り上がり、9月には待望のメジャー昇格を果たしている。この年にツインズ傘下で記録した成績を足し合わせると、187本のヒットに32HR、130打点と高い数字を残し、その将来性に大きな期待が寄せられた。
1998年、開幕メジャーの座を手にするが右手骨折で約2ヶ月離脱。結果的に86試合の出場で打率.277、9HR、46打点を記録するに留まった。翌1999年はシーズン大半を3Aで過ごし、打率.315、30HR、110打点をマークし、既にマイナーレベルを超えていることを証明。シーズン110打点はリーグトップの記録でもあった。
2000年以降はメジャーに定着したオルティスも評価は高いものの、思うような結果は残せず、壁にぶち当たった。2001年には右手首の手術、2002年にも左膝の手術と怪我にも苦しんだ。その中で2002年シーズンは125試合の出場で、打率.272、20HR、75打点と非凡な数字を残したオルティス。しかし、オフにはツインズから年俸調停に応じてもらえず、解雇される形でレッドソックスと契約。これがオルティスにとっては大きな転機となった。
2003年の開幕当時は結果を残せず、5月を終わった段階で打率.272、2HR、19打点というものだったが、チームがシェイ・ヒレンブランドをトレードで放出し、レギュラーとして出場するようになったオルティスは、その後の97試合で打率.293、29HR、82打点と破竹の数字を残した。結局、128試合の出場で残した打率.288、31HR、101打点という数字はキャリアハイと呼ぶにふさわしく、リーグMVP投票でも5位にランクインを果たしている。
2004年、オルティスはマニー・ラミレスと3,4番コンビを形成し、チームの躍進に大きく貢献。150試合に出場し、打率.301、41HR、139打点という高い数字を残したオルティスはレッドソックスの86年ぶりとなる世界一に大きく貢献。ラミレスもこの年、打率.308、43HR、130打点をマーク。アメリカンリーグ史上、チーム内で打率.300、40HR、100打点以上をマークしたデュオとなると1931年のベーブ・ルース、ルー・ゲーリッグ以来の快挙となる。
オルティスの名を一躍有名としたのはヤンキースとのリーグチャンピオンシップシリーズでのこと。0勝3敗で迎えた第4戦、延長12回にサヨナラ2ランHRを放ったオルティスは、続く第5戦でも延長14回にサヨナラ打を放つ勝負強さを見せた。3連敗4連勝でヤンキースを振り切り、オルティスもこのシリーズのMVPを獲得。この年のポストシーズン14試合で打率.400、5HR、19打点と猛打でレッドソックスの呪いを振り払ったのである。
2005年、159試合に出場し、打率.300、47HR、148打点という好成績で打点王のタイトルを獲得。47HRのうち、指名打者として放った43HRは、2000年にエドガー・マルチネスが記録した37HRを抜くものである。この年、論議を呼んだのはMVP投票でオルティスがアレックス・ロドリゲスに次ぐ次点に終わったことである。この理由が、オルティスが指名打者であるからというもので、球界内の固定観念の前に大賞を手にすることが出来なかった。
2006年シーズンはオルティスの打棒がさらに発揮されたシーズンであり、打率.287、54HR、137打点という成績で本塁打王と打点王の二冠王に輝いた。シーズン54HRは、レッドソックスとしての球団新記録でもある(それまでは1938年にジミー・フォックスの50HRが記録だった)。ちなみに54HR中において、ロードゲームで放った32本はかつてルースが記録したアメリカンリーグ記録に並ぶものである。
2007年、右膝の故障を抱えながらのシーズンとなったが、打率.332、35HR、117打点という高い数字を残した。2塁打を52本放っている点も見逃せない。レッドソックスの左打者としての打率.332は、1998年にモー・ボーンが記録した.337以来の高打率でもある。ポストシーズンでも打率.370、3HR、10打点を挙げる活躍で、レッドソックスに世界一をもたらしている。
オルティスにとっての憧れの選手はカービー・パケットであり、ドミニカ共和国に住んでいた11歳の頃、1987年のワールドシリーズでプレーするパケットの姿に心を揺さぶられたという。ツインズでメジャーデビューを飾ったオルティスも、パケットと同時期にプレーした経験はない。1987年、1991年と2度の世界一になったパケットに対し、同じ背番号34をつけ(レッドソックスのユニフォームではあるが)、2004年、2007年と2度の世界一になったオルティスを重ね合わせてみるのも楽しいかもしれない。
<written by Kenji@webmaster>
各年度別成績一覧
YEAR Team G AB R H 2B 3B HR RBI SO BB SB OBP SLG AVG ------------------------------------------------------------------------------ 1997 Min 15 49 10 16 3 0 1 6 19 2 0 .353 .449 .327 1998 Min 86 278 47 77 20 0 9 46 72 39 1 .371 .446 .277 1999 Min 10 20 1 0 0 0 0 0 12 5 0 .200 .000 .000 2000 Min 130 415 59 117 36 1 10 63 81 57 1 .364 .446 .282 2001 Min 89 303 46 71 17 1 18 48 68 40 1 .324 .475 .234 2002 Min 125 412 52 112 32 1 20 75 87 43 1 .339 .500 .272 2003 Bos 128 448 79 129 39 2 31 101 83 58 0 .369 .592 .288 2004 Bos 150 582 94 175 47 3 41 139 133 75 0 .380 .603 .301 2005 Bos 159 601 119 180 40 1 47 148 124 102 1 .397 .604 .300 2006 Bos 151 558 115 160 29 2 54 137 117 119 1 .413 .636 .287 2007 Bos 149 549 116 182 52 1 35 117 103 111 3 .445 .621 .332 ------------------------------------------------------------------------------ Total 1192 4215 738 1219 315 12 266 880 899 651 9 .384 .559 .289
受賞タイトル一覧
- ハンクアーロン賞1回(2005)
- 本塁打王1回(2006)
- 打点王2回(2005,06)
- シルバースラッガー賞3回(2004~06)
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