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ウイリー・メイズ

#010「歴史を変えた“ザ・キャッチ”」(1954.9.29)

メジャー史に残る外野守備となった「ザ・キャッチ」。1954年ワールドシリーズ第1戦、2対2で迎えた8回表、ノーアウト1塁2塁というピンチを迎えたジャイアンツ。ここでこの試合3安打放っているビック・ワーツを打席に迎えた。ワーツの打球はセンター後方に大きな飛球となるが、これをセンターを守るウイリー・メイズが背走し、打球を好捕。そのまま即座に2塁に送球し、得点を許さなかった。このワンプレーがシリーズの流れを変えた。

この年のワールドシリーズはリーグ新記録となる111勝を挙げて、ヤンキースの6連覇を阻んでリーグ優勝を果たしたインディアンズとジャイアンツとの対戦となった。インディアンズには火の玉投手ことボブ・フェラーを始めとして、ボブ・レモン、マイク・ガルシアなどの強力投手陣を抱えており、戦前の大方の予想はインディアンズ優勢。ジャイアンツの目玉はメイズだったが前年まで兵役についており、この年からフィールドに戻ってきたばかり。そうではあるがメイズは打率.345、41HR、110打点を記録して首位打者になるなど超人的な実力を見せていた。

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Ken GRIFFEY(ケン・グリフィー)

Cincinnati REDS

#3 ケン・グリフィー | RF

ケン・グリフィー

  • 1987年6月ドラフト・マリナーズ1位(全米1番目)
  • 1969年11月21日 左投左打 190センチ 92キロ
  • ペンシルベニア州出身

過去3年間の成績

 YEAR Team    G   AB    R    H  2B  3B  HR  RBI   SO   BB   SB   OBP  SLG   AVG
 ------------------------------------------------------------------------------
 2005  Cin  128  491   85  148  30   0  35   92   93   54    0  .369 .576  .301
 2006  Cin  109  428   62  108  19   0  27   72   78   39    0  .316 .486  .252
 2007  Cin  144  528   78  146  24   1  30   93   99   85    6  .372 .496  .277
 ------------------------------------------------------------------------------
 Total     2378 8826 1545 2558 473  37 593 1701 1593 1162  184  .374 .553  .290

選手の紹介文
人気、実力ナンバー1のスーパースターとして一時代を築いたケン・グリフィー・ジュニア。メジャーリーグのスーパースターとして一時代を築いたケン・グリフィー。人気においても、実力においてもナンバー1といえるだけの実績を残した。マリナーズ時代は若さに満ちあふれ、やんちゃ坊主だったグリフィーも、レッズ移籍後は怪我に苦しんだ。しかし、昨今のステロイド疑惑にも全く染まらず、メジャー史上6人目となる600号HRを達成したことはグリフィーの評価を大きく高めており、引退後の殿堂入りは確実ともいえる。

父親のシニアは、ビッグレッドマシンと呼ばれたレッズの一員として、ワールドシリーズ2連覇に貢献したスター選手だった。その父親の背中を見て育ち、球場を遊び場に育ったグリフィーは、シンシナティのモーラー高校に進学し、野球とフットボールを掛け持ちしながら共に大活躍。野球では1986年、1987年と2年連続、在籍していたリーグのプレイヤーオブザイヤーに選ばれ、全米にその名を轟かせた。そして、1987年のドラフトでマリナーズから全米1番目の1位指名を受けて、プロ入りを決めた。父のシニアがまだ現役でプレーしていたこともあり、この指名は非常に注目された。グリフィー、17歳の夏である。

指名されたその年、1Aビリンガムでプレーし、54試合に出場し、打率.313、14HR、40打点、13盗塁を記録し、才能の片鱗を見せた。翌1988年はランクが上の1Aサンバディーナで開幕を迎えた。この頃のグリフィーは、シニアの息子ということで周囲から受けるプレッシャーに絶えきれず、自殺しようかとも本気で考えていた、と後に語っている。しかし、58試合に出場し、打率.338、11HR、42打点、32盗塁と数字的には見事なものであり、シーズン終盤には2Aバーモントへ昇格も果たした。

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Curtis GRANDERSON(カーティス・グランダーソン)

Detroit TIGERS

#28 カーティス・グランダーソン(Curtis GRANDERSON) | CF

カーティス・グランダーソン

  • 2002年6月ドラフト・タイガース3位
  • 1981年3月16日生 右投左打 185センチ 84キロ
  • イリノイ州出身

過去3年間の成績

 YEAR Team    G   AB    R    H  2B  3B  HR  RBI   SO   BB   SB   OBP  SLG   AVG
 ------------------------------------------------------------------------------
 2005  Det   47  162   18   44   6   3   8   20   43   10    1  .314 .494  .272
 2006  Det  159  596   90  155  31   9  19   68  174   66    8  .335 .438  .260
 2007  Det  158  612  122  185  38  23  23   74  141   52   26  .361 .552  .302
 ------------------------------------------------------------------------------
 Total      373 1395  232  390  76  36  50  162  366  131   35  .343 .493  .280

選手の紹介文
タイガースの先頭打者として活躍するグランダーソン。巨大戦力のタイガースの先頭打者として、3塁打数の多さや高い守備能力でその存在感を強めているカーティス・グランダーソン。2007年はメジャー史上2人目となる30本の2塁打、20本の3塁打、20本の本塁打、20個の盗塁を達成(1911年のフランク・シュルト以来であり、同じ2007年にジミー・ロリンズも達成)。2008年は開幕前に右手中指を骨折してしまい、出遅れてしまったが、野球に対する真摯な姿勢は将来の不安を感じさせない。

高校時代に打率4割以上を記録するなど高い数字を残したグランダーソンは、大学進学後もチームの中心選手として活躍し、2002年のドラフトでタイガースから3位指名を受けてプロ入りすることになる。大学最終年となった2002年はリーグ戦で打率.483をマーク。これはその翌年のドラフトで全米2番目に指名を受けるリッキー・ウィークスの記録した.495に次ぐものである。

プロ入り後、1Aでプロのキャリアをスタートさせたグランダーソンは、52試合の出場で打率.344をマークする非凡さを発揮。しかし、翌2003年は打率.286に終わりながらもリーグトップの10本の3塁打を記録。当時、グランダーソンの打撃に関してはそれほど評価が高くなかったとも言う。評価を一変させたのは2Aに上がった2004年のこと。123試合に出場し、打率.301、21HR、94打点(14盗塁)をマークし、パワーのあるところを見せた。この年の9月には初のメジャー昇格も果たしている。

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Rafael PALMEIRO(ラファエル・パルメイロ)

Major League Baseball

#25 ラファエル・パルメイロ | 1B

ラファエル・パルメイロ

  • 1985年6月ドラフト・カブス1位(全米22番目)
  • 1964年9月24日生 左投左打 183センチ 86キロ
  • キューバ出身

選手の紹介文
打撃タイトルには縁がないが、実績は申し分がないパルメイロ。通算3000本安打に500HRをマークするなど、一流の成績を残したラファエル・パルメイロ。長い間、一線でプレーしていながらワールドシリーズでの出場のない点があり、実績ほどの知名度がない。しかも、晩年はステロイド使用疑惑がかかり、ブーイングの中でプレーすることになるなど寂しい幕切れとなった。

キューバの首都ハバナで生まれたパルメイロは幼き日にフロリダへ亡命した。高校時代にMVPを獲得するほどの活躍を見せ、メッツから8位指名を受けるがこれを拒否して、大学へ進学。大学時代にはリーグ初の三冠王を獲得するなどの大活躍を見せ、カブスから1位指名(全米22番目)を受けてプロ入り。大学時代のチームメイトにはウイル・クラーク、ボビー・シグペン、ジェフ・ブラントリーらがいた。

契約したその年、1Aピオリアで打率.297をマーク。翌1986年は2Aピッツフィールドで140試合に出場し、打率.306、12HR、95打点という成績を残し、最多安打(156安打)と打点王のタイトルを獲得した。9月に入り、メジャーの登録枠が広がるとパルメイロはメジャーに昇格を果たし、22試合に出場している。1987年は3Aアイオワで開幕を迎えるが、メジャーに昇格すると、それまで外野しか守ってこなかったパルメイロはファーストも兼用して守るようになった。

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Barry BONDS(バリー・ボンズ)

Major League Baseball

#25 バリー・ボンズ(Barry BONDS) | LF

バリー・ボンズ

  • 1985年6月ドラフト・パイレーツ1位(全米6番目)
  • 1964年7月24日生 左投左打 188センチ 93キロ
  • カリフォルニア州出身

選手の紹介文
前人未踏のシーズン73HRを記録したボンズ。通算歴代トップとなる762HRをマークし、7度のMVP授賞という輝かしい球歴に彩られるバリー・ボンズ。シーズン73HR、「40-40」の達成1回を含む5度の「30-30」達成し、通算でも514盗塁とオールラウンドで優れた成績を残している。そのボンズも晩年になって薬物問題で騒がれ、殿堂入りも危うい状況となっている。

ボンズは生まれたときからのサラブレッドだった。父親はメジャーリーガーのボビー・ボンズで、母方の従弟にはレジー・ジャクソンがいた。さらに、バリーという名前の名付け親が名選手ウイリー・メイズであり、ボンズは父に憧れる一方、メイズに尊敬のまなざしを送った。

父親に連れられて、当時のジャイアンツの本拠地、キャンドルスティックパーク(後にスリーコムパークと改称)がボンズの遊び場であり、野球少年としてはこの上ない幸せな環境に恵まれている。なお、父は1970年代に「30-30(30HRと30盗塁)」を5度も達成するという名選手だった。

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Bobby BONDS(ボビー・ボンズ)

Major League Baseball

#25 ボビー・ボンズ | OF

ボビー・ボンズ

  • 1964年・ジャイアンツと契約
  • 1946年3月15日生 右投右打 185センチ 84キロ
  • カリフォルニア州出身

選手の紹介文
走攻守が兼ね備わったボビー・ボンズ。メジャーデビュー戦の初打席で満塁HRを放つ華々しいデビューを飾り、30HR30盗塁を5回も記録したボビー・ボンズ。今ではバリー・ボンズの父親という印象が強いが、パワーとスピードを兼ね備えた選手として一時代を築いたことは紛れもない事実である。

1946年にカリフォルニア州に生まれたボビー。高い運動能力に恵まれ、野球だけでなく、フットボール、バスケットボール、陸上競技でも注目されるアスリートだった。ウイリー・メイズに憧れていたボビーは野球を選択することとなり、1964年にはメイズのジャイアンツと契約している。

ちなみにその1964年には、息子であるバリーは誕生していた。実にボビーは18歳にして父親となっていたのである。さらに妻の従弟にはレジー・ジャクソンがいるという名実共に野球一家が誕生。ジャイアンツと契約したのはバリー誕生の10日後のことであり、ボビーのプロ野球界での歩みのすぐそばに、常に最愛の息子バリーがいたことになる。

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Eddie MURRAY(エディー・マレー)

Major League Baseball

#33 エディー・マレー | 1B

エディー・マレー

  • 1973年6月ドラフト・オリオールズ3位
  • 1956年2月24日生 右投両打 188センチ 91キロ
  • カリフォルニア州出身

選手の紹介文
史上最高のスイッチヒッターであるマレー。物静かで地味な印象はあるが、チーム内での存在感や残した成績は抜群のエディー・マレー。3000本安打と500HRの両方を達成したのはハンク・アーロンウイリー・メイズに次ぐ史上3人目であり、スイッチヒッターとしては、マレーが史上初である。1試合左右両打席HRを11回を記録したのはマレーのみであるなど、スイッチヒッターとして残した成績はミッキー・マントルを上回っている。

1956年、カリフォルニア州ロサンゼルスで生まれたマレー。高校時代には後に華麗な守備で殿堂入りも果たすオジー・スミスとチームメイトとして共にプレーする機会にも恵まれた。そして、1973年にオリオールズから3位指名を受けて、プロ入り。即メジャー昇格とはいかず、マイナーで4年間もじっくりと鍛え上げ、長打も兼ね備えたスイッチヒッターとして磨きをかけた。

1977年、メジャー初昇格と同時にオリオールズのファーストのポジションを確保。1年目から160試合に出場し、打率.283、27HR、88打点という好成績を残し、見事に新人王を受賞。翌1978年も161試合の出場で、打率.285、27HR、95打点と前年とほぼ同じ数字を残し、2年目のジンクスを全く感じさせない打撃を見せた。その後も安定した数字を残し、1979年にはチームのリーグ優勝に貢献。はじめてのワールドシリーズの舞台では、HRも記録したが世界一になることは出来なかった。

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Mickey MANTLE(ミッキー・マントル)

Major League Baseball

#7 ミッキー・マントル | OF

ミッキー・マントル

  • 1949年・ヤンキースと契約
  • 1931年10月20日生 右投両打 180センチ 83キロ
  • オクラホマ州出身

選手の紹介文
史上最高のスイッチヒッターと言われるマントル。ヤンキースの球史を飾るスラッガーとして一時代を築いたミッキー・マントル。通算536本のHRは、スイッチヒッターとして歴代1位の大記録である。とんでもない飛距離を記録する長距離砲であり、最大では180メートルも飛ばしたとも言われている。その他にも三冠王も記録し、ポストシーズンでの18HRはメジャー史上最高記録であるなど、輝かしい球歴に囲まれている。

オクラホマ州スパビノーで生まれたマントルは、野球好きの父親と祖父の影響で幼き日から野球を楽しむ。セミプロチームでのプレー経験もあり、それなりに名の知れた父親は、当時のメジャーの捕手でもあるミッキー・カクレーンから、ミッキーという名前をもらったという。マントルがスイッチヒッターになるのは、同じくスイッチヒッターだった父親の影響で、自然と右でも左でも打てるようになったという。

田舎で生まれ育ったマントルだったが、運良くヤンキースのスカウトの目に止まり、1949年にはヤンキースと契約を交わした。1950年にはマイナーで137試合に出場し、打率.383で首位打者に輝く大活躍を見せた。1951年にはスプリングトレーニングでの活躍が認められ、開幕メジャーの座を勝ち取った。本来はショートを守っていたマントルだが、当時のチームにはフィル・リズドーがいたため、外野を守ることになる。

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