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フィリーズ
#017「フリーエージェント制度成立に向けて~フラッド編~」(1969)
- 2008-11-12 (水)
- MLB Playback
1969年シーズン後、カージナルスはカート・フラッドに対してフィリーズへの交換トレードが成立したと通告。4対4の複数メンバーによる交換トレードであった。しかし、この通告に対し、フラッド自身はまるで商品のように取り扱われ、人間として扱われていないことに反発。これが「カート・フラッド事件」と呼ばれ、選手がフリーエージェント制度を手にするひとつのきっかけになったのである。
フラッドはカージナルスでキャリアの大半を過ごした。1958年からカージナルスの外野の一角を手にしたフラッドは、その快足でチームの勝利に大きく貢献したのである。1960年代のカージナルスは3度のリーグ優勝、2度の世界一と常勝軍団であったが、その中でフラッドは打率3割を6度も記録するなどチームに欠かせない選手だった。センターの守備に関してはウイリー・メイズよりも上という声もあったのである。移籍を通告された段階のフラッドはまだ31歳と若かった。
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Joe MORGAN(ジョー・モーガン)
- 2008-10-25 (土)
- MLB Players

#8 ジョー・モーガン(Joe MORGAN) | 2B

- 1962年11月・コルツ45ズと契約
- 1943年9月19日生 右投左打 170センチ 71キロ
- テキサス州出身
選手の紹介文
170センチと小柄でありながら、スピード感溢れるプレーで存在感を示したジョー・モーガン。最強軍団ビッグレッドマシンの中心選手として2年連続MVPを受賞。セカンドの守備は抜群の安定感を誇り、選球眼も良く出塁率も高く、9年連続40盗塁以上を記録するなど総合力が高い選手である。背番号8番はレッズの永久欠番として燦然と輝いている。
テキサス州に生まれたモーガンは幼少時から抜群の運動神経に恵まれていた。野球の才能は特別に高く評価されていたわけではないというが、積極的にこなすプレーに目を付けたコルツ45ズ(現在のアストロズ)と契約したのが1962年11月のことである。高校を卒業し、大学に進学後のプロへの転身となったのである。ちなみにコルツ45ズはこの年に誕生したばかりの新球団であった。
プロ1年目となる1963年は1Aモデストでスタートし、ここでは45試合の出場で打率.263に終わった。しかし、シーズン途中に1Aダーラムに移り、こちらでは95試合の出場で打率.332、13HR、43打点と結果を残し、この年のシーズン終盤には19歳という若さでメジャー昇格を果たしたのである(メジャーでは8試合に出場したのみ)。
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Nap LAJOIE(ナップ・ラジョイ)
- 2008-10-07 (火)
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#* ナップ・ラジョイ(Nap LAJOIE) | 2B

- 1896年・フィリーズと契約
- 1874年9月5日生 右投右打 181センチ 88キロ
- ローズアイランド州出身
選手の紹介文
19世紀から20世紀にかけて活躍したナップ・ラジョイ。1901年には三冠王に輝くなど、優れたバットマンとして3200本を超える安打数を記録した。メジャーリーグ創世記ならではの契約面でのトラブルや、度重なる怪我にも苦しみながら結果を残したのである。セカンドベースマンとしても広い守備範囲を売りとし、優雅なプレーでチームを救った。
ローズアイランド州に生まれたラジョイ。両親はフランスからの移民だったという。ラジョイが21歳の頃の1896年、フィリーズと契約。契約した時点ではそれほど高い評価を受けていたわけではないが、マイナーで打率.429という高打率を残し、メジャーに昇格した。この年は39試合の出場で打率.326という数字を残している。
1897年は127試合に出場し、打率.361、9HR、127打点をマーク。2塁打が40本、3塁打が23本と長打を量産し、1試合で13塁打を記録することもあったという。翌1898年からはポジションをそれまでのファーストからセカンドに移り、打率.324、6HR、127打点に加え、リーグトップの43本の2塁打を記録している。1899年は試合中の走者との激突で約2ヶ月余りも欠場し、77試合の出場に留まるが、打率.378を挙げている。
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Grover ALEXANDER(グローバー・アレクサンダー)
- 2008-10-04 (土)
- MLB Players

#* グローバー・アレクサンダー(Grover ALEXANDER) | SP

- 1911年・フィリーズと契約
- 1887年2月26日生 右投右打 185センチ 84キロ
- ネブラスカ州出身
選手の紹介文
波乱に富んだ野球人生を送りながら、鉄腕ぶりを発揮したグローバー・アレクサンダー。名前が長いことから「ピート」と呼ばれたり、驚異的な投球から「アレクサンダー大王」などと呼ばれていた。7年連続投球回数300回以上投げる馬力を見せ、その中でも3年連続30勝をマークし、最終的にはメジャー史上3位タイとなる373勝を挙げている。
ネブラスカ州にて生まれたアレクサンダー。13人兄弟の中で育ち、野球の才能を磨いていくのである。1907年には月50ドルで投手としてセミプロ球団と契約した。しかし、順調な成長曲線を描くことは出来ず、試合中に走者としてランニング中に野手の送球が頭に当たってしまい昏睡状態に陥ってしまった。一時は生死の境をさまよいながらも何とか回復したのである。
復帰後も後遺症に悩まされた。さらに一旦契約したチームでは打撃投手を任された際、打者の脇腹に投球を当てたことが原因で解雇される不運もあった(打者は監督であり、骨折したという)。1909年には別のチームで15勝(8敗)を挙げてきっかけを掴むと、1910年には完全復活し、15完封を含むシーズン29勝(14敗)という成績を残したのである。そして、フィリーズと750ドルで契約合意に至り、アレクサンダーのメジャー生活は始まることになる。
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Jimmie FOXX(ジミー・フォックス)
- 2008-09-30 (火)
- MLB Players

#* ジミー・フォックス(Jimmie FOXX) | 1B

- 1925年・アスレティックスと契約
- 1907年10月22日生 右投右打 183センチ 88キロ
- メリーランド州出身
選手の紹介文
とんでもない怪力で、メジャーリーグ最高の右打者として名前が挙がるジミー・フォックス。1930年代を代表するパワーヒッターであり、三冠王を獲得し、シーズン58HRを記録したことがあるなど一時代を築いた選手である。フォックスの綴りがXを重ねる珍しい名前だったため、「ダブル・エックス(Double X)」と呼ばれたりしている。
生まれはベーブ・ルースと同じメリーランド州であった。農家の家に生まれたこともあり、子供の頃から農場で父の手伝いを行っていたという。後の怪力はこのときの農場の手伝いが少なからず影響を与えていたはずである。野球でも折り紙付きの実力を見せたフォックスだが、本人は投手かサードを守りたかったとのことだが、チーム事情により捕手に回ることになった。
フォックスは、かつてアスレティックスでHR打者として活躍していたフランク・ベイカーによって見いだされた。ベイカーはマイナー球団の監督をしており、フォックスを勧誘。アスレティックスと契約するのは1924年のことで、まだ17歳のことだった。荒削りではあるが、遠くに飛ばす長距離砲としての資質は垣間見せていた。
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Pat BURRELL(パット・バール)
- 2008-09-18 (木)
- MLB Players
#5 パット・バール | LF

- 1998年6月ドラフト・フィリーズ1位(全米1番目)
- 1976年10月10日生 右投右打 193センチ 104キロ
- アーカンソー州出身
過去3年間の成績
YEAR Team G AB R H 2B 3B HR RBI SO BB SB OBP SLG AVG ------------------------------------------------------------------------------ 2005 Phi 154 562 78 158 27 1 32 117 160 99 0 .389 .504 .281 2006 Phi 144 462 80 119 24 1 29 95 131 98 0 .388 .502 .258 2007 Phi 155 472 77 121 26 0 30 97 120 114 0 .400 .502 .256 ------------------------------------------------------------------------------ Total 1149 3999 581 1032 220 11 218 741 1137 683 5 .367 .482 .258
選手の紹介文
フィリーズの中心選手でありながらも、波の激しさから期待通りの信頼を得ているとは考えにくいパット・バール。毎年のように30本近いHRを記録するが、三振も多い点がネックでもある。かつての全米1番目の指名選手も、2008年限りでFAとなる為、今後の動向が注目されている選手ではある。
高校までは体こそ大きいがそれほど評価されていた選手ではなかった。卒業時にレッドソックスからドラフト43位(全米1194番目)で指名されるが、これを蹴って名門マイアミ大学への進学を選んだ。そして、大学での開幕戦からバールのバットは火を噴いた。いきなり9打数9安打の大当たりである。しかも、その内訳というのが4本の2塁打と5本のHRという文句のつけようのないものだった。大学1年生でありながら、打率.484、23HR、64打点と信じられない数字を残した。チームもカレッジ・ワールドシリーズへ導き、バールの名は大学球界に響き渡ったのである。
大学2年時にも、打率.409、21HR、76打点と勢いは止まらず、3年時にも打率.432、17HR、47打点でチームを3年連続のカレッジ・ワールドシリーズ進出へ導いた。こうして迎えた1998年のドラフトでは、全米1番目の指名権を持つフィリーズから1位指名を受け、5年契約の800万ドルという新人としては破格の大型契約でプロの扉を開いた。全米1番目ということでケン・グリフィーやチッパー・ジョーンズ、アレックス・ロドリゲスといった系譜にバールも名を並べることになった。
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Jim THOME(ジム・トーミ)
- 2008-09-15 (月)
- MLB Players
#25 ジム・トーミ(Jim THOME) | 1B

- 1989年6月ドラフト・インディアンズ13位
- 1970年8月27日生 右投左打 193センチ 100キロ
- イリノイ州出身
過去3年間の成績
YEAR Team G AB R H 2B 3B HR RBI SO BB SB OBP SLG AVG ------------------------------------------------------------------------------ 2005 Phi 59 193 26 40 7 0 7 30 59 45 0 .360 .352 .207 2006 CWS 143 490 108 141 26 0 42 109 147 107 0 .416 .598 .288 2007 CWS 130 432 79 119 19 0 35 96 134 95 0 .410 .563 .275 ------------------------------------------------------------------------------ Total 2011 6841 1338 1925 369 24 507 1398 2043 1459 18 .409 .565 .281
選手の紹介文
メジャーリーグを代表するHR打者であるジム・トーミ。メジャー通算HR数も500本の大台に乗せており、年齢による衰えも全く感じさせない打棒を見せる。怪我さえなければ。シーズン通して30HR、100打点は確実に残せる頼れる打者である。通算500本目のHRはメジャー史上初となるサヨナラHRで飾ったことでも話題になった。
高校時代は野球の他にもバスケットボールでも名を馳せており、両方の球技でイリノイ州を代表する選手として活躍した。そして、1989年のドラフトでインディアンズから13位指名(全米331番目)を受けてプロ入り。指名された年はルーキーリーグで55試合に出場し、打率.237、0HR、22打点と結果を残せなかった。ポジションはショートからサードに変わっている。
1990年、1Aバーリントンで34試合に出場し、打率.373、12HR、34打点という好成績を残した。そのまま上のランクの1Aキンストンへ昇格し、ここでも打率.308をマークするなど高い打撃能力を見せたトーミだが、この年は怪我に苦しみ、シーズン後半戦は試合に出場できなかった。しかし、残した成績はトーミへの期待を膨らませるのに十分だった。
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Billy WAGNER(ビリー・ワグナー)
- 2008-09-13 (土)
- MLB Players
#13 ビリー・ワグナー | RP

- 1993年6月ドラフト・アストロズ1位(全米12番目)
- 1971年7月25日生 左投左打 180センチ 81キロ
- バージニア州出身
過去3年間の成績
YEAR Team G GS CG SHO W L SV IP H SO BB R ER ERA ----------------------------------------------------------------------------- 2006 NYM 70 0 0 0 3 2 40 72.1 59 94 21 22 18 2.24 2007 NYM 66 0 0 0 2 2 34 68.1 55 80 22 22 20 2.63 2008 NYM 45 0 0 0 0 1 27 47.0 32 52 10 17 12 2.30 ----------------------------------------------------------------------------- Total 765 0 0 0 39 37 385 818.0 555 1066 270 243 218 2.40
選手の紹介文
メジャーリーグを代表する左腕のクローザーとして君臨するビリー・ワグナー。160キロ近い速球に加え、スライダーを武器にセーブの山を積み上げている。2008年シーズンはオールスターゲームに選出されるなど、チームに大きく貢献していたが、肘の痛みで離脱し、結果として手術が決まった。復帰には1年かかると言われ、2009年シーズン中の復帰が待たれることになる。
左腕投手として活躍するワグナーも元々は右投げであり、それは現在でも利き腕は右腕であることに変わらない。そんなワグナーが左投げに変わったのが、少年時代にフットボールをプレー中に右手を骨折するアクシデントがあり、それがきっかけと言われている。利き腕である右手をうまく使い、左腕から150キロを超える速球を生み出しているのである。
ワグナーは5歳の頃に両親が離婚し、親戚の家を転々と転校を繰り返すはめにあうなど、家族の愛に飢えていた。そんなワグナーを癒したのが野球とフットボールであった。高校までは外野手としてプレーしており、憧れの選手はリッキー・ヘンダーソンだった。しかし、打撃が得意でないため大学に入ってから投手に転向。投手がダメで野手になるという話はよく聞くが、ワグナーのような例は少ないだろう。ただ、右手を骨折し左投げに変わるワグナーなら考えられないことはない。
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