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ワールドシリーズ
#016「マイアミに咲いた世界一の華!創立5年目の快挙」(1997.10.26)
- 2008-10-30 (木)
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1997年のワールドシリーズは、ワイルドカードからのリーグ優勝を果たしたマーリンズに注目が集まった。1993年に新球団として誕生したマーリンズは、まだ創立5年目の若いチームだった。創立後から徐々に戦力を整え始め、1996年開幕前にはアル・ライター、ケビン・ブラウン、デボン・ホワイトを獲得。1997年開幕前にはモイゼス・アルー、ボビー・ボニーヤ、アレックス・フェルナンデスを獲得したいわゆる寄せ集め集団であり、その力が1997年シーズンに結集したのである。
シーズンは地区首位ブレーブスに9ゲーム差を付けられての2位に終わったが、92勝を挙げてワイルドカードとなりポストシーズン出場権を手にした。ディビジョンシリーズではジャイアンツに3連勝、リーグチャンピオンシップシリーズではブレーブス相手に4勝2敗で勝利し、フロリダ州でワールドシリーズが初めて開催されることが決まったのである。シーズン途中に突如現れたキューバからの亡命者リバン・ヘルナンデスの存在も非常に大きかった。
インディアンズとの対戦となったワールドシリーズだが、気温の高いフロリダと氷点下近いクリーブランドという両拠点で戦うため、気温差が激しいシリーズとなったのである。ヘルナンデスは第1戦と第5戦に先発し、いずれもオーレル・ハーシハイザーとの投げ合って勝利を収めた。両チームの打線が当たっていたこともあり打撃戦が多く、勝負は第7戦にもつれた。インディアンズに先制を許すも、最終回の土壇場に追いつき延長戦へ。11回裏に2アウト満塁のチャンスを掴んだマーリンズは、チーム最年少のエドガー・レンテリアがセンター前にサヨナラ打を放ち、世界一の座を手にしたのである。
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#015「ワールドシリーズ最終戦での史上初のサヨナラ弾」(1960.10.13)
- 2008-10-29 (水)
- MLB Playback
1960年のワールドシリーズは、黄金時代を迎えていたヤンキースと、35年ぶりのリーグ優勝を果たしたパイレーツの対戦となった。ヤンキース有利が叫ばれる中、劣勢とされたパイレーツが奮闘。第7戦までもつれ込むと、9対9で迎えた最終回にビル・マゼロスキーが価値あるサヨナラHRを放ち、パイレーツが世界一の座を勝ち取ったのである。
パイレーツは投にバーロン・ロー、打にロベルト・クレメンテを抱えており、マゼロスキーは守備の人である印象が強かった。対するヤンキースはミッキー・マントル、ロジャー・マリス、ヨギ・ベラを抱える打撃のチームであり、投手の軸にはホワイティ・フォードがいたのである。ヤンキースの打棒がパイレーツを打ち負かすだろうというのが大方の予想であった。
第1戦はローの好投で接戦を制したパイレーツだが、第2戦からは3対16、0対10と2戦連続で大敗を喫した。第4戦と第5戦は再び接戦となるが連勝し、先に王手をかけたのはパイレーツだったのである。しかし、第6戦は再びヤンキース打線が大当たりし、0対12で敗れてしまい、パイレーツにとっては苦しい状況となった。
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#014「ワールドシリーズ史上初となる完全試合」(1956.10.8)
- 2008-10-28 (火)
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1956年のワールドシリーズ第5戦、ヤンキースの先発としてマウンドに上がったドン・ラーセンは序盤からアウトを着実に重ねていった。気付くと1人もランナーを出さない投球を続けており、周囲の期待は高まっていった。味方の援護はミッキー・マントルのソロHRなどわずか2点しかなかったが、ラーセンの投球は冴え渡り、結果として97球で完全試合を達成したのである。
相手のドジャース打線にはデューク・スナイダー、ジャック・ロビンソン、ギル・ホッジス、ロイ・キャンパネラらが名を連ねていたが、それらの強打者を相手に達成した価値ある大記録である。2回表のロビンソンの打球はサード強襲となり、サードを守るアンディ・ケリーがはじくもショートのギル・マクドナルドがカバーしてファーストでアウト。5回表のホッジスの当たりは左中間に飛んだが、マントルが好捕すれば、続くサンディ・アモロスのあわやHRという打球も切れてファウルとなるなど、幸運にも恵まれている。
記録は継続し、9回2アウトに迫った。最後の打者は代打として登場したデール・ミッチェル。2ストライクと追い込んだ5球目は外角へのストレート。きわどい判定だったが、球審はストライクを宣告し、完全試合の大記録は達成されたのである。この判定にはミッチェルの抗議もあったが覆らず、試合は決した。
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#013「前年最下位チーム同士の白熱ワールドシリーズ」(1991.10.27)
- 2008-10-27 (月)
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前年最下位チーム同士の対戦となった1991年のワールドシリーズ。第7戦までもつれる熱戦となったが、延長戦が3試合、サヨナラ勝ちが4試合という白熱したシリーズとなった。特に3勝3敗で迎えた第7戦、ツインズ先発の36歳ジャック・モリスが見せた延長10回を無失点に抑える完封劇は、シリーズを締めくくるに相応しい圧巻の投球といえる。
シーズン開幕前のツインズは決して前評判は高くなかったが、投手陣はFA加入したモリスの他、若いスコット・エリクソン、ケビン・タパニが台頭し、リック・アギレラも40セーブを挙げる活躍を見せれば、打撃陣もカービー・パケット、ケント・ハーベックといった生え抜き選手に加え、チリ・デービス、シェーン・マックらの安定した活躍を見せ、西地区を制覇。リーグチャンピオンシップシリーズでもブルージェイズを4勝1敗で退け、前年最下位からのワールドシリーズ進出を果たした。
一方のブレーブスは、前半が終わった段階で地区首位ドジャースと9.5ゲーム差と話されていたが、後半戦に入るとトム・グラビン、スティーブ・エイバリー、ジョン・スモルツという若い投手三本柱が確立されて快進撃を始めた。打撃陣も前年新人王のデビッド・ジャスティス、ロン・ガント、テリー・ペンドルトン、オーティス・ニクソンらの歯車がかみ合い、8月末には首位戦線に浮上。激しい争いを制して、西地区優勝を果たすと、リーグチャンピオンシップシリーズ(対パイレーツ)でも、第6戦でエイバリーが8回無失点、第7戦でスモルツが完封勝利という終盤の逆転劇で、こちらも前年最下位からのワールドシリーズ進出を果たしたのである。
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#012「ワールドシリーズで最も有名なホームラン」(1975.10.21)
- 2008-10-14 (火)
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1975年のワールドシリーズは雨による順延が続き、それにより注目がさらに集まったシリーズとなった。レッドソックスの2勝3敗で迎えた第6戦は3日も順延し、フェンウェイパークで行われた。その注目された試合は好プレーが相次ぐ試合となり、試合は延長戦へ。特にレッドソックスはチャンスを掴むも決定打が出ず、延長12回までもつれ込んだのである。
12回裏の先頭打者として打席に入ったのはカールトン・フィスク。そのフィスクは2球目を捕らえた。レフトスタンドへ向けて大きく上がった打球は飛距離こそ十分だが、フェアかファールかが微妙な位置へ飛んでいったこともあり、フィスクはフェアになるように、両手で大きく風を送るかのような仕草を見せた。それはまるでフェアゾーンに落ちるようにと願いを込めるかのようであり、このフィスクの願いが通じたのか、打球はレフトポールに当たるサヨナラHRとなった。
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#011「満身創痍で放った代打逆転サヨナラ弾!」(1988.10.15)
- 2008-10-13 (月)
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1988年ワールドリーズ第1戦、3対4と劣勢のドジャースは最終回2アウト1塁と追い込まれた。マウンドにはアスレティックスの誇るクローザーのデニス・エカーズリーがいた。ここでトミー・ラソーダ監督は左足の怪我で出場が絶望視されていたカーク・ギブソンを打席に送ったのである。どよめく球場の雰囲気の中で、ギブソンは痛々しく粘った。そして8球目をライトスタンドに運んだのである。代打逆転サヨナラ2ランHRとなり、ドジャースは先勝し、この勢いで世界一の栄冠を勝ち取った。
アスレティックスはトニー・ラルーサ監督の下、ホセ・カンセコ、マーク・マグワイアを中心とする強力打線に加え、デーブ・スチュワート、ボブ・ウェルチらの先発投手陣を抱え、黄金時代を迎えつつあるほど戦力が整っていた。対するドジャースもこの年、連続イニング無失点のメジャー記録を樹立したオーレル・ハーシハイザーがいるものの、主砲ギブソンを欠き、戦前はアスレティックス有利と言われていたのである。
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#010「歴史を変えた“ザ・キャッチ”」(1954.9.29)
- 2008-10-12 (日)
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1954年ワールドシリーズ第1戦、2対2で迎えた8回表、ノーアウト1塁2塁というピンチを迎えたジャイアンツ。ここでこの試合3安打放っているビック・ワーツを打席に迎えた。ワーツの打球はセンター後方に大きな飛球となるが、これをセンターを守るウイリー・メイズが背走し、打球を好捕。そのまま即座に2塁に送球し、得点を許さなかった。このワンプレーがシリーズの流れを変えた。
この年のワールドシリーズはリーグ新記録となる111勝を挙げて、ヤンキースの6連覇を阻んでリーグ優勝を果たしたインディアンズとジャイアンツとの対戦となった。インディアンズには火の玉投手ことボブ・フェラーを始めとして、ボブ・レモン、マイク・ガルシアなどの強力投手陣を抱えており、戦前の大方の予想はインディアンズ優勢。ジャイアンツの目玉はメイズだったが前年まで兵役についており、この年からフィールドに戻ってきたばかり。そうではあるがメイズは打率.345、41HR、110打点を記録して首位打者になるなど超人的な実力を見せていた。
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